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賢い間取り ~ベッドルーム編~

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夫婦室、子供室と呼ばれる、ベッドルーム。一日で一番長い時間を過ごすと思われていますが実際にはそうでもない、というかそうであってはならない部屋。

個室はトイレやお風呂に次いでプライベートな部屋ですが、家づくりにおいてはそれだけでは済まされない、考慮に入れるべき様々なポイントがあります。

 

リビングに接している個室は使いづらい

リビングのようなパブリックスペースに接していると、最も気になるのは。個室で静かに過ごしたいと思っていても、リビングにみんなが集まっているとなかなかそうはできないものです。

リビングに隣接させるには、それなりの目的が無いといけません。特に、介護室として設けるとすれば、ニオイの問題も解決する必要があります。子供部屋にするなら、子供が片付けをきちんとできる習慣が求められます。


そうは言ってもリビングとの一体感も必要

とはいえ、リビングから遠く離してしまい、家族の「空気」を感じないというのも弊害があります。それでオススメなのは、吹き抜けなどを設けて二階の個室の雰囲気を一階でも感じられるようにする工夫です。

例えば私の自宅は、二階の個室に室内窓を設け、リビングとの精神的な距離を縮めています。ある程度のプライバシーを保ちつつも、子供がどんな風に過ごしているのかを感じることができます。


在宅介護が可能な部屋を設けよう

不慮の事故や将来の介護の必要を考えると、バリアフリーにしておくことは重要です。長く愛着を持って住みたい家を建てるのであれば、大規模なリフォームをしなくても対応できるような間取りと仕様を心掛けておくことが大切。

例えばトイレに近いか、車椅子で移動しやすいか、部屋の空気を入れ替えやすいか、外に出やすいか、など。ちなみに我が家は、リビングに将来介護部屋にできる部屋を隣接させ、一階の共用トイレ・洗面台をその部屋に設けています。二階はファミリー用、一階はパブリック用、というトイレの使い方にしています。将来、自分が介護してもらうのに使いやすい部屋ですが、三枚引戸仕様になっていて、今は開放してリビングの一画として使っています。


個室間に距離を

個室と個室の間に収納などを設けたり、それぞれの部屋を離すことによって、個室のが隣の部屋に筒抜けにならないような配慮も必要です。これは意外と難しいプランニングになります。


限られたスペースの中で様々な部屋をレイアウトするのはとても難しいものですが、斬新ながらも使いやすいプランニングは可能です。日本の従来の考え方を捨て、世界で長く使われている家の間取りからも学んでみましょう。

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高級輸入住宅の敏腕営業担当として『ツーバイフォーの鬼』と呼ばれる営業成績を残しつつも、必ずしも家が大切に残されないことや幸せに直結しないことに疑問を抱き、独立後、十数回にも及ぶ欧米住宅研究旅行を実施。国産無垢材ティンバーの大空間を実現。

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