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下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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過去、何百人を面接してきて感じたこと、そして入社した新入社員を見てきて思うことを、率直に述べてみたい。


昨今は、就活塾というのもある、のを目にしました。


以前は、就活マニュアルなどというものもあったそうです。


正直、そんなことに頼った就活は、もし仮に入社できたとしても活躍できるとは言えません。


本来、就活とは、自分が入社したい会社を選択する活動です。


もっと、分かりやすい表現をすれば、自分の考えを認めてもらって、その考え方が通用する(受け入れられるというより聞いてもらえる)会社を見つけて入社するための活動です。


就活マニュアルは、「最近、読んだ本で感銘したことは何ですか。」とか、「新聞を読んで、最近、記憶に残ったことは何ですか。」など、当り前の問答を準備していたように思えます。


そして、多くの学生が「当たり障りのない答え」を用意していたように記憶しています。


私が面接官の時、そんな学生に限って、評価を下げていました。


また、私が面接官の時は、学生が用意していないだろう質問をしていました。


「世の中で同等商品が数多くあります。貴方が扱う商品は、その中で一番高い。さて、どうやったら売れますか。」


「入社して意見の合わない先輩や上司、貴方はどう対応するつもりですか。」


などなど。


それは、マニュアルには書いてない、就活塾でも教えられていないことだと思います。


その時、自分の意見が言えるか、どうかです。


自分の意見を言って不合格なら、その会社は貴方に向いていない会社だったということです。


自分の意見を隠して、当たり障りのない答えをして、万が一、入社しても活躍できません。


入社するための模範解答より、自分の考えが受け入れられる会社を探す。


これが、本来の就活だと考えています。


それは、私が入社した2社で成功した経験から、間違いないと確信しています。

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