35.『祝婚歌』に学ぶ(4) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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35.『祝婚歌』に学ぶ(4)

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自分は非難できる人間なのか?



人はとかく人を非難したり批判したりする生き物です。
なぜ、いけないとわかっていてもそうしてしまうかと言いますと
自分の心を安定させることが大事だからです。

心を安定させるのに手っ取り早いのは
「自分は正しい」と思うことです。

「自分は正しく、相手は間違っている。」

この構図を心の中で成立させるために
人は人を非難するのです。
『祝婚歌』にはこうあります。


 『祝婚歌』

  互いに非難することがあっても 
  非難できる資格が自分にあったかどうか 
  あとで疑わしくなるほうがいい

     (作 吉野弘 童話屋)

ホントに吉野氏のこの詩がすごいな〜と思うのは、
一見当たり前のことを言っているようなのですが、
注目すべきは、ここですね!

 ★「あと」で疑わしくなるほうがいい

この「あと」で・・・の「あと」です。

人は自分を中心に物事が考えがちです。

リーダーとして常に責任があり、
しなければならない業務、成果があります。

部下の立場にたって、物事を考えたいですが、
部下からみたよいことが、
リーダーからみたよいこととは、
矛盾するのが常です。

つまり、批判を覚悟の上で
しなければならないことがたくさんありますね。

でも、部下は批判、非難してきますよね!

そこで、価値観の違う、方向性の異なる、
部下とは意見が対立し、
ついつい、批判してしまうこともあると思います。

でも、それが普通なんですね!
だって、人ですから!

人間完璧な人なんていないんです。
それでいいんです。

上司と部下。
互いに非難することがあっても、
「あと」で、心を落ち着けて、ひとり冷静になってみれば、
やっぱり、皆、
こころのどこかでは反省しているのだと思います。

「あと」でゆっくり考えてみれば、
互いに非難してしまったことは、
「あと」であなたにとっての
かけがえのない宝物になるはずですから・・・・



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