相続に関する豆知識  第2回

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公開日時
2010/08/10 09:00

今回は、相続税の基礎控除額についてお伝えしたいと思います。

 
正式には「遺産に係る基礎控除額」などと呼ばれ、
以下の算式で求めることができます。
 
遺産に係る基礎控除額=5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)
 
もしも、ご主人が亡くなって、奥さん、子供2人の家族構成であれば、
5,000万円+(1,000万円×3)=8,000万円(基礎控除額)
となります。
 
そして、遺産の総額ともいえる「課税価格の合計額」が、
8,000万円以下であれば、相続税はかからないこととなります。
 
いかがですか?
高いと思われますか
安いと思われますか?
 
「でも、不動産があれば遺産も多くなるのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、遺産の中で「実際に住んでいる家」などについては、
基礎控除の他に、「評価減の特例」という措置があります。
 
次回は、この「評価減の特例」についてお伝えします。
 

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このコラムの執筆専門家

祖父江 吉修(ファイナンシャルプランナー)

FP&COACHING 代表

FP&COACHING(コーチング)であなたの夢の実現を応援します

FPのスキルとコーチングのスキルをもとに、マネーコンサルタント、ライフコンサルタントとして活動しています

祖父江 吉修
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