飯田 裕
イイダ ユタカグループ
「口腔がん検診」をご存知ですか?
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1.増え続ける口の中のがん
※上の写真は舌の右側に出来た舌がん(扁平上皮がん)赤くただれた部分
昨年、「子宮頸がんの予防ワクチンの接種」がニュースで話題となりましたが、実は口の中のがん、すなわち「口腔がん(口腔癌)」の患者さんが日本では右肩上がりで増えつづけています。
がん患者さんの中で口腔がん患者さんの占める割合は1~2%にすぎませんが、ここ数年も増加を続け、患者数は子宮頸がんの患者さんを上回っています。 わが国では年間約7,000人が口腔がんに罹患します。30年前と比較すると、約3倍に増加しています。10年後には今の1.5倍、1万2千人以上が口腔がんに罹患すると予測されています。
TPP担当大臣の甘利氏も舌がんに!舌がんを見分ける方法とは? http://profile.ne.jp/pf/yiida/c/c-125943/
2.口腔がんの6割以上は舌がんが占める
「口腔がん」大半は舌にできることが多く、胃がんや肺がんとは異なり、胃カメラやファイバースコープなどを使用しなくても、直接見える場所にあることから、見つけやすい病変なのです。
知っておこう!口内炎の基礎知識 http://profile.ne.jp/w/c-53367/
歯科治療の最中に偶然、発見できることもあります。
舌が引きつる様な感覚や、なかなか治らない口内炎のようなできものがある方は、早めに口腔外科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。いわゆる口内炎を思っていたら、口腔がんであったということが少なくありません。、特に早期がんでは潰瘍(かいよう)やびらん(粘膜のはがれや傷)のようないわゆる口内炎と区別がつかないことがあります。
ベロ、舌先がヒリヒリ・・・舌痛症をご存知ですか? http://profile.ne.jp/pf/yiida/c/c-109872/
がん治療では早期発見、早期治療が重要とされています。小さいうちに見つけて早く治療を開始することで、社会復帰を容易にし、良好な予後が得られるのです。
※※歯科医師、歯科衛生士の方々へ※※
ご自分が担当されている患者さんで口腔粘膜疾患や口腔がんを疑う症状、所見があるものの、
「診断に自信が持てない…」、
「クリニックでやれる検査や治療のやり方が分からない」、
「どこの病院、どの科へ紹介すべきか?…」、
「紹介状の書き方が…」
などのご不安、疑問がある先生方、衛生士さんはお気軽にメールもしくはfacebookからご連絡下さい。
状況によっては出張診療、診断やご紹介のお手伝いをさせていただきます。
茨城県つくば・土浦で口臭ケア、口内炎の治療なら つくばオーラルケアクリニック
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