渡辺 行雄(ファイナンシャルプランナー)- コラム「長い老後へ備え不十分」 - 専門家プロファイル

渡辺 行雄
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ワタナベ ユキオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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長い老後へ備え不十分

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2016-11-10 15:28

皆さんこんにちは、

個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、

渡辺です。


日本経済新聞の記事によると、

これから定年を迎える中高年層は、老後への備えが不十分。

こんな結果が金融広報中央委員会の『金融リテラシー調査』で分かった。

50代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%に留まった。


老後の生活費に関する必要額を認識していると答えた人の割合は54.4%、

将来年金として受け取れる金額を理解している人も40.3%と半数を下回った。


2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳と、

いずれも過去最高を記録した。


調査の結果は自分で思ったよりも長生きして老後の資金が足りなくなる

『長生きリスク』に直面するシニアが相当いることを示唆しているとのことです。


私がファイナンシャルプランナーとして独立・開業したのが2000年で、

その頃は男性78歳、女性84歳という前提で、プランニングを行っていましたので、

その頃から男女ともに3歳程度延びていることになります。


平均寿命が延びているのですから、

その分、『老後資金』として自分自身で準備するお金も増えることになります。


『老後資金』として幾らくらい準備しなくてはいけないのかは、

各家庭の生活水準より異なりますので、

まず、我が家の現在の生活水準がどうなっているのかを把握する必要があります。

1ヶ月の生活費が20万円ほどで済む家庭もあれば、

生活費が40万円あってもまだ足りないという家庭もあります。


それから将来もらえる『退職金』や『年金額』、『金融資産』などの合計金額を把握します。

これらの資金合計金額と、生活費などの支出金額とを比較して、

プラスであれば『老後資金』は

足りていることになりますし、不足していれば不足している金額分はこれから自分自身で準備する金額となります。


こうしたことを考慮すると、

『老後資金』の準備に当たっては、少しでも早いに越したことはありません。

お子様の『教育資金』がある家庭でしたら、

今後必要となる『教育資金』の金額を把握して、

早めに準備できれば、その分『老後資金』の準備も早めにとりかかることができますし、

『住宅ローン』を返済中の家庭でしたら、

頑張って『繰り上げ返済』を行い早期完済をすることで、

『老後資金』の準備に早めに取りかかれます。


『アリとキリギリス』ではありませんが、

キリギリスにはなりたたくありませんね。


以上、ご参考していただけますと幸いです。

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