吉野 真人(医師)- コラム(39ページ目) - 専門家プロファイル

吉野 真人
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ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
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コラム一覧

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アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(9)

(続き)・・食生活に関していうと、アレルギー体質を招きやすい食材というものがあります。各種の添加物や酸化しやすい植物油、精製した砂糖や小麦粉、卵、牛乳製品などです。これらはなるべく控え、新鮮な野菜や果物をたっぷりと、質のよい魚や肉を適量食べることが大切です。また玄米にはアレルギーを抑制する効果が認められています。 それと並んで「水」も大切です。良質な常温の水をたっぷりと飲むことによって、...(続きを読む)

2010/03/15 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(8)

(続き)・・子供の遊びにしても、昔は野原や公園で砂だらけ、泥だらけになって遊び、鼻をたらして帰宅したものです。「鼻たれ小僧」はどこにでもいましたが、それは細菌感染によって副鼻腔炎に罹っている証拠です。そうやって日常的な細菌やウイルスへの暴露によって、Th1系の免疫システムが鍛えられていたのです。 それに対して現代の子供は、学校が終わったら直ぐに塾へ直行し、帰宅後も休日も室内でテレビゲーム...(続きを読む)

2010/03/11 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(7)

(続き)・・それが誕生により人体を巡る環境は激変し、細菌などへの暴露が劇的に増加します。それにつれて免疫の主体も通常型のTh1へシフトします。新生児期から乳児期にかけては特に細菌などに弱いため、Th1を主体とした免疫システムが急速に育成されるのです。 ところがこの大切な免疫システムの移行期に、細菌などの外敵に暴露される機会がもし少なかった場合には、この移行が充分に行なわれないことになりま...(続きを読む)

2010/03/08 00:30

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(6)

(続き)・・実はこのT細胞にも抗体にも、通常の免疫システムと並んで「アレルギー系」の免疫システムが存在するのです。専門用語でいうと、通常の抗体はIgG,アレルギー系の抗体はIgEと呼ばれます。また通常のT細胞はTh1,アレルギー系のそれはTh2です。 通常の免疫システムではIgGが外敵に付着してT細胞による攻撃をお膳立てするのに対し、アレルギー系ではIgEが花粉などのアレルゲンに付着して...(続きを読む)

2010/03/04 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(5)

(続き)・・以上のような花粉症、ぜんそく、アトピーという3つの病気に共通する特徴としては、「アレルギー」の要素が強いという点が挙げられます。実際にいわゆるアレルギー性疾患の代表格として、この3つの病気がよく引き合いに出されます。 これらのアレルギー性疾患は上記のように、いずれも近年増加傾向で、しかも特定の年齢層を逸脱し、より広い世代にみられる病気になりつつあります。これらの病気が増加し広...(続きを読む)

2010/03/01 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(4)

(続き)・・さらに最近目立つ病気としてはアトピーがあります。アトピーはしつこい痒みを伴う慢性の皮膚の湿疹で、多くはアレルギーの要素があります。主に乳幼児が罹患し、殆んどの人は成人するまでに治癒しますが、最近は成人後まで遷延したり、大人になって新たに発症する人が後を絶ちません。 皮膚の痒みは本当に辛くて、どうしても引っ掻いてしまいますが、掻くことによって皮膚が傷つき、刺激を受けてかえって痒...(続きを読む)

2010/02/25 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(3)

(続き)・・花粉症と並んで、ぜんそくに罹る方も増加傾向です。ぜんそくは気管支の内腔が狭まって呼吸がしづらくなり、ヒューヒューという独特の呼吸音が聞こえる病気です。明け方などに咳き込んで止まらなくなり、救急車で病院に搬送される方が後を絶ちません。 ぜんそくも花粉症同様、季節性のある病気で、春先や秋口などの季節の変わり目、梅雨時など湿度の高い季節に増悪する傾向があります。風邪をひいた時やタバ...(続きを読む)

2010/02/22 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(2)

(続き)・・ある調査によると、花粉症に罹っている日本人の数は約10人に1人と言われており、今や国民病ともいえる増加ぶりです。しかも最近の特徴として、大人だけでなく小児の花粉症患者も急速に増えているようです。 ところでご高齢の方々に尋ねると、口を揃えて「昔は花粉症などなかった」という答えが返ってきます。花粉症という病名がなかっただけでなく、花粉症らしい症状、つまり春先など限られた季節に鼻水...(続きを読む)

2010/02/18 07:00

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(1)

毎年春先ともなると、よく晴れた日や風の強い日などには鼻水やくしゃみが連発し、涙が止まらないといった症状に悩まされる方が大勢いらっしゃいます。いわゆるスギ花粉症です。実際に電車や店舗、路上など至る所にマスク姿の方が目立ち、程度の差こそあれ、くしゃみや流涙などに苛まれています。 2月から4月にかけてはテレビの天気予報などでも「スギ花粉予報」なるものが放映され、一種の春の風物詩となっています。...(続きを読む)

2010/02/15 07:00

飲むか飲まれるか!?酒との健康的な付き合い方(7)

(続き)・・酒そのものを、もっと健康に良いものに変えてしまうという方法もあります。様々な野菜や果物、ハーブ、種子などをアルコールに一定期間漬け込み、植物の有効成分をアルコールに抽出させて飲用するという「薬膳酒」の手法です。 これは漢方の考え方から生まれたもので、中国などでは古くから医療用に活用されています。日本でも最近ブームになっている梅酒などは、典型的な薬膳酒の一例です。植物には数々の...(続きを読む)

2010/02/11 07:00

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