吉野 真人(医師)- コラム「アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(1)」 - 専門家プロファイル

吉野 真人
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします

吉野 真人

ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
Q&A回答への評価:
4.7/38件
サービス:1件
Q&A:158件
コラム:500件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-3277-3737
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

アレルギー疾患急増の予想外の原因と対策とは?(1)

- good

2010-02-15 07:00
毎年春先ともなると、よく晴れた日や風の強い日などには鼻水やくしゃみが連発し、涙が止まらないといった症状に悩まされる方が大勢いらっしゃいます。いわゆるスギ花粉症です。実際に電車や店舗、路上など至る所にマスク姿の方が目立ち、程度の差こそあれ、くしゃみや流涙などに苛まれています。

2月から4月にかけてはテレビの天気予報などでも「スギ花粉予報」なるものが放映され、一種の春の風物詩となっています。気温が上がって風の強い晴天の日などには「花粉警報」が出され、花粉症の人はあまり外出しないように、などと報道されます。

重症の花粉症に取り付かれた当のご本人にとって春先の一日は、うららかな日などでは決してなく、鼻や目など肉体的な苦痛のみならず、早く過ぎ去って欲しいと心底思う、たいへん憂うつな日々なのです。

しかも花粉症の原因は春先のスギばかりではありません。3月から5月にかけてはヒノキ花粉症がやってきます。人によってはスギ花粉症が終わらないうちにヒノキ花粉症に襲われます。さらに5月から7月はカモガヤ・ハルガヤ、8月から10月やブタクサ・ヨモギなどが次々と登場し、それぞれの季節特有の花粉症をもたらします。

花粉症に罹った方々はマスクによる防御だけでなく、外出そのものを控えたり、自宅に帰ったら上着をよくはたいて花粉を屋内に持ち込まないなどの工夫に大わらわです。また症状を予防する点眼薬や点鼻薬、内服薬の使用が欠かせず、その苦労たるや花粉症に罹っていない人には知る由もありません・・(続く)
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム