対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
回答:2件
質問にお答えします。
こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。
基本的に銀歯などの詰め物をやり直す場合、虫歯がないのであれば健康な歯を削る必要はありません。
(藤田先生のおっしゃる通り、便宜形態は必要ですが、一度銀歯を入れていれば便宜形態になっていますので)
ただし、銀歯をセラミックやハイブリッドセラミックに変更する場合、銀歯よりも厚みが必要になります。そのために健康な歯を削る必要がある場合もあります。
エナメル質は非常に硬いのですが、歯の内部の象牙質は若干柔らかいので削れやすいですね。ただし、現在は「虫歯のみ削れて、健康な歯は削れない」切削器具もありますので、ミニマルインターベンション(最小の侵襲)を心がけている歯科医院で相談してみましょう。
歯を削らない治療
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
藤田 博紀
歯科医師
-
便宜形態が重要です
歯の治療に用いる材料としては現在
・レジン:保険の詰め物など
・ハイブリッドセラミック:レジンとセラミックの混ぜ物(安価)
・セラミック:最も審美性が高い(高価)
などが挙げられます。
どれを用いるかは症例によりますが一般的に前歯のちょっとした虫歯程度であればレジンで十分対応可能です。
詰める際にはもちろん虫歯の部分は完全に削って除去する必要があります。
この際、虫歯が浅くて0,5ミリ位しかなかったとしても詰め物に強度を持たせるために健全歯質をさらに0,5ミリ位削り合計1ミリ以上にしてレジンに強度を持たせるのが一般的です。
あと、セラミック系の場合は歯型を取って作製するために形成面が平行よりも外開きになっていないと着脱ができないので、もしアンダーカットになっている場合には盛り上がってる健全歯質を少し削って着脱可能にする場合もあります。
このように虫歯以外の健全歯質を削ることを便宜形態と呼びます。
comeballさん
予防歯科について
2010/03/28 16:30回答ありがとうございます。
そうなんですか、もうすでにそういう削る機器が出ていたんですね。どうして、その機器が歯科医院にすぐにでも広がらないのでしょうかね。あと、銀歯の横からの虫歯はわかりにくいので、プラスチックに替えたのなら早期発見できるのでしょうか。PMTCもこれからの予防でしていこうと思うのですが、プラスチックとかに傷つけないのでしょうか?よろしくお願いします。
comeballさん (愛媛県/31歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A