年収103万と130万の処理方法の違いを教えて下さい。
現在 従業員Aさんの息子さん22歳(扶養)がアルバイトをされています。
しかし 息子さんのアルバイト先から 今年の収入が103万を超えるとの連絡がありました。
年収103万を超えると息子さんが所得税の対象となることはわかるのですが Aさんに対して会社がおこなう処理は何があるのでしょうか。
年収130万を超えるとAさんの健康保険(けんぽ)から息子さんを外さなければいけないのは理解していますが 他にする処理はありますか?
年末調整の処理方法も合わせてご教授いただけると大変助かります。
よろしくお願いします。
人事(仮)さん ( 岡山県 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
本田 和盛
経営コンサルタント
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扶養家族の年収103万と130万の違い
凄腕社労士 本田和盛です。
年収103万円は、所得税の対象となる基準となる年収です。給与所得者であれば、給与所得控除65万円を受けられます。また給与所得者を含め、誰でも基礎控除として35万円を受けられます。両方合わせて103万円ですので、103万を超えれば、控除されない収入が残り、これを所得として所得税が課せられます。
さらにこの103万円は、配偶者控除(38万円)を受けられるか否かの基準ともなります。被扶養者が配偶者であり、103万円を超える年収となった場合は、年末調整で配偶者控除は受けられません。
130万円は社会保険の被扶養者とはならなくなる年収要件です。社会保険から外す処理が必要です。
(現在のポイント:46pt)
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