個人事業・申告できる経費について - 税金 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:税金

FXの税金について

回答数: 1件

源泉徴収票について

回答数: 1件

閲覧数順 2024年04月27日更新

個人事業・申告できる経費について

マネー 税金 2009/08/13 18:40

個人事業主・経理関係は初心者です。
お手数をおかけしますが、詳しく教えていただけたらと思います。

ネットショップにて、手作り雑貨類を販売します。
今月の頭に開業し、届出も受理されました。
ネットショップはまだ出来ていないのですが、
販売商品をすでに友人への販売というのは始めているので、
開業していることになりますよね。

来年初めて青色申告をするので、
今から会計ソフトを使って帳簿をつけていかないと・・と思っています。

開業前から準備をしているものも、経費になりますよね。
ということは、開業前からのものも詳しく付けていかないと
いけないということでしょうか。
形式は、控除の多い複式簿記を付けていこうと思っているのですが。
(分からないことが多いので、勉強しながらやっていこうと思っています)

自宅兼事務所(作業場)なので、どこまでをどれぐらい経費で
落とせるのかが、どうしても分からないのです。

事務所は、戸建の自宅で一部屋(4部屋のうちの一つで6畳)を、全部使っており、
現在ではネットショップの立ち上げの為、
電話代(通信費?)もほぼ毎日(週6日)、一日中(9時間程度)
使用しています。ネットショップが立ち上がってからも、
PCを使用してのカタログ作成などをする予定なので、
仕事する時間や日数は、さほど変わらないと思います。

あと使用しているものと言えば、電気代。
電気代も、6畳部屋でもちろん同じ時間だけ使用していることになります。
次に家賃。住宅ローンで毎月数万払っていますが、
これも一部経費になるのでしょうか。
もし落とせるとすれば、どれぐらい落とせるものなのでしょうか。

交通費や交際費等は分けられるのですが、どうしても光熱費の部分で、
経費として何を計上できるのかが分かりません。

自宅兼事務所の個人事業主は、
他に何を経費として計上できるのでしょうか。

補足

2009/08/13 18:40

森 滋昭 さま

補足部分について、確認させていただきました。
早急なご回答ありがとうございました。

また何かあった際は、よろしくお願いいたします。

ミドリさん ( 東京都 / 女性 / 27歳 )

回答:1件

森 滋昭 専門家

森 滋昭
公認会計士・税理士

- good

合理的な根拠で按分計算をします

2009/08/14 11:12 詳細リンク
(5.0)

個人事業主の方が、事業に使用した費用について合理的な根拠があれば経費として認められると思います。


もし、自宅を借りているのであれば家賃については、事業に使用している部屋を面積比で按分するなどして、経費に算入できます。

持家であっても、建物の減価償却費を損金に計上できます。
また、住宅ローンの利息についても面積比等で按分して、経費とるすことができます。ただし、その場合は住宅ローン減税については、事業用の部分が控除対象にはなりませんのでご注意ください。

経費についても、電話代などは明細がありますので、本来は明細に基づいて按分するのが一番望ましいと思いますが、煩雑なので、例えば、ひと月の利用実績に応じて年間の電話代を按分計算するなどの方法が考えられます。
車などもお持ちであれば、車の減価償却費や燃料費についても、本来は走行距離を記録して按分計算するのが望ましいかと思います。
ただ、あまり細かい経費について、按分計算するのも大変なので、実務的には50%を経費計上とする例も比較的多いようです。

なお、水道光熱費等については、100%とはいいませんが、多くは事業用ではなく生活での使用になり、50%での按分計算は難しいかもしれません。


いずれにしても、第三者(税務署の方)に対して説明できる根拠資料を準備して、按分計算するのが望ましいと思います。

補足

税務上、金額的な重要性というものはありませんが、実務的には経費について、簡便的に50%で按分する方法だけではなく、面積比で按分する方法等も行われています。
ただ原則としては、合理的な割合で按分される方が望ましいと思います。

開業前の支出についても、事業のための支出であれば開業費として開業時の経費に計上できます。
また、開業費は繰延資産として5年間の均等償却することも可能です。

評価・お礼

ミドリさん

森 滋昭 さま

詳しいご説明、早急なご対応ありがとうございました。

細かい経費については、50%として経費計上しているの例も多いんですね。
細かくつけるのも大変だなぁと思っていたので、
ちょっと気が楽になりました・・。

水道光熱費の電気代については、日中私一人で仕事で使用するのがほとんどですが、水道・ガス代については、事業以外の利用の方が多いと思うので、ちゃんと計算して出した方がいいということですよね。

勉強になりました、ありがとうございます。


先日、起業した友人に、
【設立してからの経費計上でないとダメなのでは?】
・・・と聞いたのですが、開業する前に、
準備した物の経費等が結構かかっているのですが、
それは経費としては計上できないのでしょうか?


お忙しいところ申し訳ございませんが、
ご回答いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

回答専門家

森 滋昭
森 滋昭
(東京都 / 公認会計士・税理士)
森公認会計士事務所 公認会計士・税理士
03-6722-0960
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

会社設立・創業融資をサポート

監査・税務・ビジネス、”3つのキャリア”で、約20年。 その間、いつも「決算書の数字の奥にあるものをみる!」感覚を研ぎ澄ましてきました。 だから・・・ベンチャーから上場企業まで、あなたの会社の、一番の社外サポーターに!

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。

(現在のポイント:1pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

自宅開業での確定申告について sumireeさん  2009-02-23 23:15 回答1件
事業所 兼自宅の住宅ローン控除について nara23さん  2008-04-29 11:40 回答1件
節税、確定申告方法について saranさん  2008-04-20 17:45 回答1件
共同経営の会計処理 わいりんさん  2009-03-03 20:58 回答1件
給与所得と事業所得がある場合の確定申告 配偶者控除について アメジストさん  2013-10-09 06:03 回答1件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

その他サービス

安心、らくらく、マイホーム資金贈与 贈与税の申告代行

親からマイホーム資金の援助を受けた方。贈与税の申告が必要ですので、専門の税理士にお任せ下さい。

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

非上場株式売却の節税相談

上場株式だけでなく、非上場株式にも節税方法はあります

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

非課税の適用を受けたい!マイホーム取得資金の贈与

複雑でわかりにくい内容も、プロの力で解消されます!

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)