無垢材の最初の手入れ、今後のメンテナンスは？

無垢のフローリング素敵ですね。
私もほとんどの家で無垢のフローリングを使って家造りをしています。
自邸も無垢のフローリングですよ。

手入れに関しては、3年に一度くらいで大丈夫だと思いますが、基本的には
浸透性のものが良いと思います。オリーブオイルもその1つだと思いますが
それ以外にも、天然系の保護着色塗料(無色)などもお薦めです。

代表的なものでいうと、リボス、アウロ、オスモなどがあります。
個人で手入れの出来るものなのでHPなどを見られるといいですね。

あと、普段ですが、普通に掃除機をかけるくらいで、椅子を引きずったりしない
などを心がけてみてください。

素敵な家が出来る事を祈っていますね。

八納啓造 拝

志田茂建築設計事務所 志田 と申します。

無垢材を使う時の注意点は・・・・

''あまり気にしない''

という事です。

ワックスやオイルなど「染み込むもの」を使うのがいいと思います。
それは、その木の「そのまま」が味わえるからです。
でも、それをやったからと言って、絶対によごれない というわけではありません。
なにかをこぼしたら、素早く拭き取るほうが、よりいい のです。
いつのまに、シミができたり、傷や凹みがついています。

「あ〜あ、できちゃった」 くらいに大きな気持ちでいてください。

どうしても、汚れが嫌になってしょうがなくなったら、最終的には、表面を削ればきれいになります。
(現実には大変な作業ですが。)

無垢材を使う良さは、その温かみや足ざわりや目に入る質感 でとても豊な気持ちになれる事です。
よごれや凹みなどを超えて、その「気持ちよさ」がいいのです。

ぜひ、そんな気持ちで楽しんでくださいね。

ご自分で塗られるなら、未晒し密ロウワックス というのが、手軽です。

その他、私のブログでもいくつか取り上げているので、ごらんください。

杉板の塗料