対象:会社設立
回答:1件
平 仁
税理士
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事業資金の調達、経営支援
バリアフリーホテル事業を始めたいとのこと、
近年、ニーズの見込まれてきた事業ですので、
事業の成功をお祈り致します。
さて、自己資金はなく、運営会社を設立するとのことでしたね。
そうであれば、設立に当り、中小企業基盤整備機構や
国民金融公庫、中小企業金融公庫等にご相談されるのがベターだと思います。
例えば、国民金融公庫が窓口となる新創業融資制度(1000万円を限度)、
中小企業基盤整備機構の支援策である、ベンチャーファンド、がんばれ!中小企業ファンド
等を会社設立に使われるのはどうでしょうか?
また、改修費用の3億円の資金調達手段として、
中小企業金融公庫では、
挑戦支援資本強化特例制度(2億円を限度)
新たな事業活動を支援する融資制度(設備資金7億円超、運転資金2億5000万)
(これは国民金融公庫や商工中金も参加しています)
「証券化」を活用した融資制度(募集時期、募集案件は窓口となる金融機関によって異なる)
等があります。
自己資金がないとのことですから、
資金調達手段は借入か、ファンドによる投資になると思います。
どちらがいいかは事業内容によりますから一概には言えませんが、
まずは、中小公庫に相談に行かれることをオススメします。
また、巨額資金を他人から集めるわけですから、
綿密な経営計画と収支計画が必要です。
そのためにも、早急に何でも相談できる税理士を探されることをオススメします。
それが最優先かもしれません。
知り合いにいらっしゃらないのであれば、ビジネスマッチングサイトや
地元の税理士会、懇意にしている金融機関等に紹介を依頼されるのも一考です。
そのときの選択ポイントは経営計画を作ることを指導してくれることですかね。
経営計画がしっかりしたものにならなければ、資金調達できませんから、
このポイントは絶対に忘れないで下さい。
税理士の中には帳簿及び申告書の作成だけが自分の仕事だと考えている方も少なくないのです。
評価・お礼
TUBASAさん
大変わかりやすい説明でした。
質問者の立場(気持ち)になってくれての回答だったと思います。
アドバイスを受け入れて、行動していこうと考えております。ありがとうございました。
TUBASAさん
ホテル事業について
2008/07/23 20:54的確なアドバイスをいただき有難うございます。
中小企業金融公庫へ相談に行こうと考えていますが、会社設立と改修費用3億円の資金調達をセットで相談をした方が良いのか、それとも別々に中小企業金融公庫と国民金融公庫とかに行った方が良いのか教えて下さい。
それと「ファンドによる投資」や「証券化を活用した融資制度」とは、どういう意味でしょうか。
わかりやすく説明をお願いしたいのです。
税理士と公認会計士とでは違うのでしょうか。
相談料の発生はあるんですか。
やはり選択するポイントは経営計画を作ることを指導してくれる税理士とありましたが、見分け方をどのように行なえば、希望にかなった税理士を見つけることができるのでしょうか。
宜しくお願い致します。
TUBASA
TUBASAさん (北海道/41歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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