学生時代に免除されていた年金の追納について

corgi_moca様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談内容、拝見しました。学生納付特例制度で免除された国民年金保険料は、さかのぼって追納できる期間は、10年ですが、そのまま払わないで済ませてしまうこともできます。但し、免除期間は、年金額に反映されません。

払うべきか、払わざるべきかは、悩ましいところですが、老齢基礎年金は、終身年金ですし、老後の安心という観点からは、追納した方がよいと思います。また、老齢基礎年金は国庫負担が2分の1まで引き上げられることがすでに決まっていますので、別途、民間の個人年金保険などに加入するよりは、有利になると思われます。

なお、追納した保険料は、所得税・住民税の計算で、全額、社会保険料控除として所得控除が受けられますので、タックスプランを考えながら、計画的に追納していくと良いでしょう。

10年後に一戸建てを3500万で購入という具体的なプランもお持ちのようですので、お住まいの地域で可能であれば、独立系FP(IFA)にご相談されることをおすすめします。

参考コラム
IFAのサポートを受ける5つのメリットとは?

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

corgi_mocaさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。

追納が100万円以上となると考えてしまいますよね。
でも一度の払おうと思わずに古い分から払っていってはいかがでしょう?
追納できるのは10年間です。2年以上前のものには利息がつきますので、古い分から追納しましょう。
払った保険料は社会保険料控除になるので、税金が減ります。

また、どちらかと言うと奥様の方を優先した方がいいですね。
女性の場合は将来もらえる年金が男性に比べると少ないので
すこしでもご自身の年金を増やすことが大切ですよ。


株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/

corgi_moca様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回のcorgi_moca様からのご質問につきまして、お応えさせていただきます。
学生時代の基礎年金(国民年金)の保険料免除制度「全面免除」と思いますが、将来60歳まで40年間の保険料の納付する期間に算入されますが、65歳から受給される金額の基礎となる保険料総額から免除期間部分(金額)から除かれますので、下記のようになります。

(ご参考)
79.2万円(現在の満額年金額)-免状期間部分=実際の受給金額

今、114万円の保険料を追納されることで65歳になった時満額受給されてほうがよいか、又は民間保険会社の年金保険等で運用された方がよいか、将来の目標を考慮されてご判断されることをお奨めいたします。
以上