対象:心の病気・カウンセリング
昔から、両親の間で口喧嘩やその口論の末に父親の暴力などがありました。その口論も父親に原因があり、その事を母親が指摘したり問い質したりすると、口を閉ざしだんまりを決め込みます。それでもしつこく母親が問い質すと、いきなり怒鳴りだし、暴力を振るったりします。その言動も支離滅裂で前に言った事と全然違っていたりします。もしかして妄想性人格障害とかで治療が必要かと思って、ご質問致しました。
ふみはさん
回答:2件
人格障害?
お父様が暴言暴力、支離滅裂で、人格障害の疑いがあるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
人格障害とは日常生活や対人関係における思考・行動パターンに偏りがあり、ストレスやトラブルを生じる疾患です。''妄想性人格''とは、なかなか他者を信用できず、逆恨みしたり喧嘩したりを繰り返す障害です。他には''情緒不安定性・衝動型''の方も暴力的な言動に結びつきやすい傾向にあります。
いずれにしても日常生活上お困りのようでしたら、一度、精神科医とご相談されてよいでしょう。何らかの診断のもとに適切な治療・対応が提示されると思います。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
なお、ご本人に自分が病気である、問題があるという''「病識」''がない場合は、治療もさることながら、受診自体も困難になります。その際は、ご家族が先にご相談をされて、具体的な対処方法を検討していくことになります。念のため追記させていただく次第です。お母様をはじめご家族の皆様は大変なことと改めてお見舞い申し上げます。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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菅野 庸
院長・医師
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ある意味では治療が必要でしょうね。
ある意味と書いたのはやはり自分のことを指摘されると逆に怒り出すような性格であると思いますので、それは多少なりとも服薬すれば落ち着きます。
そういう意味で、治療が必要と書きました。
ところで、お母様はそういうお父様についてこれまで生活してきたようですので、お母様とよくお話ください。
それでお母様も同意されたら治療をお考えください。
それはもし治療が必要と精神科の先生が判断された場合でも、本人が拒否したらお母様の同意だけで治療できる方法もあります。
強制力が発生しますので、配偶者であれば保護者として入院のためにサインをすることができます。
精神保健福祉法の医療保護入院と言う形です。
これに関しては他のネットなどでお調べください。
とにかく、お母様とどうしようか・・・とご相談ください。
妄想性人格障害とは違うようですね。
動脈硬化で短気なのか、初老期認知症なのか、診察しないことにはわかりません。
(現在のポイント:-pt)
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