ドッグトレーナーになりたいのですが。

JKC、PD、JSVの各団体が訓練士の資格を取得するまでに数年を掛けるのは、
知識だけではなく経験にも重きを置いているからだと思います。
資格を取れるまでの期間は違うかもしれませんが、これは他の協会等も同じではないでしょうか。
私はJKC公認の資格を持っていますしトレーナーになって13年ちょっとの経験がありますが、
未だに犬のすべてを理解したとは思っていません。

また、続けられるかどうかも重要です。ドッグトレーナーの専門学校の卒業生の中で、
ドッグトレーナーとして活動している人は全体の1割くらいと聞いたことがあります。

もちろん資格も大切かもしれませんが、それなりの覚悟を決めればどの協会や団体の資格
でも大丈夫だと思いますよ。

パスタさんはじめまして。

まず、最初にお断りしなければなりません。
私はドッグトレーナーではありません。
JKC公認訓練士の資格も所有しておりません。
警察犬訓練はできませんし、訓練競技会にも出場していません。

私はここでの分類上はしつけインストラクターです。
ややこしいかもしれませんが、「しつけ」と「訓練」は別物です。
私の専門は、家庭内でのお行儀や意識を身につけさせる「しつけ」をどのように行うか、飼い主さんに指導することなのです。
この仕事はトレーニングスキルだけでなく、様々な犬にかかわる知識や、人にものを教える技量(?)が必要です。
何より人柄が大切だと思います。

犬のトレーニングを仕事にしても、実際は「人と人」の部分が大切な仕事です。
私が他人に何かを教えてもらうとしたら、威圧的な人も、頼りない人も、ごめんです。

それから、これは私の個人的な感想ですが、業界人はまだしも、一般の飼い主さんが「○○公認ドッグトレーナー」の肩書で仕事の依頼を検討することは少ないように思います。
ぱすたさんが混乱されたように様々な肩書が入り乱れている現状だからこそ「人柄」や「分りやすさ」そして「成果」こそが大切だと考えています。

もちろん経験がものを言う、という部分はあると思います。
ですが、誰しも最初は「駆け出し」の時期はあります。

今後どのような選択をするにせよ、夢に向かって頑張るぱすたさんを応援しています。