対象:生命保険・医療保険
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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医療保険加入の必要性につきまして
ミシェル9176 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
ミシェル9176 様のご指摘の通り、健康保険には高額療養費制度
がありますので、1ヶ月にいくら治療費がかかっても、実費で支払う
医療費は9万円弱ほどですみます(標準報酬月額により違いますが・・・)。
入院日額1万円 手術給付金20万円 先進医療特約付加
終身払いという条件で、最安値の終身医療保険の保険料が2,622円(28歳男性)です。
平均的な男性の場合、80歳まで生存しますので、総支払保険料1,636,128円
現在の一般病床の平均入院日数の平均が18日ですから、
1回の入院で、18日×1万円=18万円が給付金。
手術がない入院でしたら、10回以上入院をしなければ元が取れません。
入院の度に給付対象の手術を受けたとして、
1回の入院で18万円+20万円=38万円が給付金。
5回以上の給付対象手術を含む入院をしなければ元が取れません。
(長期的に見て、)医療保険に加入しない場合のデメリットは何でしょうか?
⇒健康保険が使えない先進医療を受けた時に、手元資金で先進医療治療
が賄うことができない時くらいだと思います。
現在の医療保険には先進医療特約が付加されていますので・・・
※どちらかと言うと医療保険よりがん保険には加入しようと考えています。
⇒すごく賢明な考え方だと思います。
健康保険が使えない治療の可能性が高いのが「がん」だからです。
がんで入院をした場合の実費として支払治療費の平均が
ステージにより違いますが、概ね30万円~60万円
(全日本病院協会の2012年10月~2013年3月の医療費データ)。
http://upset-review.com/life-insurance/glossary/necessity-of-cancer-insurance.html
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
本森 幸次
ファイナンシャルプランナー
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医療保険はお守り!キャッシュフロー視点では割り切りが必要!
はじめまして、ミシェル9176さん。
キャッシュフローアドバイザーの本森です。
ご結婚おめでとうございます。
奥様のために医療保険を考え始めたというタイミングでしょうか?
ミシェル9176さんが言われている通り、高額療養費制度が続く限り、保険診療を受けた場合の自己負担は上限があり、大きな病気やケガで1~2ヶ月間の入院をしたとしても自己負担は25万円くらい、月が変わらなければ10万円くらいが上限です。
また現在は医療技術の発達などの影響で入院の短縮化が進み、1週間以内の入院や日帰り入院などが増えており、そもそも毎年発表される入院データを見ても50歳代までの入院は10万人中数百人程度と低くなっています。
一入院のキャッシュアウトとしては自由に使えるお金が50万円程度あれば対応できる範囲ですね。
入院1日につき5千円や1万円が給付される一般的な医療保険に加入した場合、キャッシュインとしては数万円程度がほとんどで、大半の契約者は支払った保険料の方が受け取る給付金より多くなっています。
長期的なデメリットとして保険営業の方は、入院する確率が高くなる老後に今から備えるべき、病気をしてからでは加入したくてもできなくなる恐れも、など言われますが、老後に200万円程度の手を付けないお金を残せていれば問題ないかと思います。
がん保険はお薦めします。がんは他の病気と違って、保険外診療が多くなり、先進医療を受ける可能性も高くなります。とは言っても、入院1日1万円で日数無制限対応がメインの保険はあまり役に立ちません。がんと診断されたらまとまった一時金を受け取れ、治療が続くと複数回一時金が受け取れる終身タイプでがん先進医療特約付の保険がキャッシュフロー視点で有効です。
私が医療保険の代わりに勧めているのは、医療保険を月5千円支払ったつもりで年間6万円の予算を作り、その範囲内で受けられる充実した人間ドック(3万円程度)を毎年受けることです。
健康管理が出来て入院リスクが下がり、もし大きな病気になっても早期発見で治療費を抑えることができるという考え方です。
医療保険は割り切りが必要です。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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