不動産売買を行った際の税金について

住宅・不動産不動産売買 2013/02/07 21:18

当方、再婚をし、現在持ち家を２軒ローンを払いながら所有している状態です。
離婚まで住んでいた家Ａを売却することになりました。家Ａには、私がローンを100％払い続けたまま元妻が２０１２年１１月まで居住しておりました。私自身は、離婚に伴い家を出て、２００８年に再婚し、住民票を新しく購入した家Ｂに移し、現在もＢに居住しております。しかしながら、２軒のローン支払いができない状態になりそうで、Ａを売却する運びとなりました。Ａの家は当初３６００万ほどで購入、売却価格は１０００万円ほどの予定です。この場合、Ａの家を売却した際に受け取る手数料等を差し引いた金額には、税金がかかってくるのでしょうか？居住しなくなって３年以上経過した場合は、マイホーム売却の際の控除が受けられないと書いてあったのですが、売主（世帯主）本人が居住していなくても、誰かが住んでいた場合（元妻・子供など）ローンを私が100％支払いしていても控除対象にはならないのでしょうか？

nontanpapaさん（東京都 / 男性 / 53歳）

回答：1件

森田芳則
不動産コンサルタント

不動産売買を行った際の税金について

2013/04/04 19:56 詳細リンク

不動産コンサルタントの森田と申します。

「nontanpapa」様のご質問にお答えします。
この回答は不動産コンサルタントとしての必修項目である不動産税務と実務上でよくご質問を頂くことの多い内容という範囲でお答えします。

不動産を売却した際に掛かる税金は、不動産を売却したことにより利益（譲渡所得といいます。）が発生した場合にのみ課税がなされます。

家Ａは３６００万円ほどで取得し、売却金額は１０００万円ということですので、取得された時期にもよりますが基本的に売却益は発生しないと考えられます。取得された金額のうち、建物の金額は減価償却がなされた後の残存価格になるため当初の取得金額を下回ることはあったとしても、基本的に売却金額を下回ることはないと考えられます。

実務上でご質問を頂く際に、売却金額そのものを譲渡所得として課税の対象と思い込まれておられる方が結構いらっしゃいます。

また税金の詳細は最寄りの税務署でも相談にのって頂けますので、お気軽にお尋ねしてみては如何でしょうか。

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