お世話になります。47歳、サラリーマンです。会社の年末調整時にH24年度の妻の収入見込み額を提出しました。パートで2社で仕事をしています。1社は給与所得で48万円ですが、もう1社は、冠婚葬祭の司会業をしており、雑所得として76万円ほどあり、合計で124万円ほどになります。よって、扶養は外れますが、130万円以下には収まってます。冠婚葬祭の司会業の76万円の雑所得には交通費が含まれており、交通費を算出すると24万円ほどかかってます。
ご質問なのですが、
1)会社からは、103万円を超えているので扶養から外れると言われたのですが、交通費24万円を引くと、妻の所得合計は100万円になるのですが、会社の年末調整時には扶養にならないのでしょうか?
2)会社からは、税金(交通費)の還付として、このケースは、妻が確定申告後に夫が再度、確定申告をするしかないと言われたのですが、それで間違いないでしょうか?
3)妻の確定申告時に雑所得分の交通費を申請するのですが、バス・電車なので領収書はありませんが、問題ないでしょうか?(かかった費用はまとめてます)
4)妻が給与所得+雑所得を確定申告する際、必要書類を教えてください。
5)H23年度に妻が雑所得の確定申告を初めて行ったようですが、交通費を申請
するのを忘れていたようです。この場合、H25年3月までに申請すれば還付可能でしょうか?また、提出書類として、H23年分の給与明細を会社でもらう必要がありますか?それとも市役所で収入証明書をもらえば宜しいでしょうか?
長々と申し訳ございませんが、会社の総務課からは、頼りない返答しか来ませんので先生方のアドバイスをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
パンサーズさん ( 福岡県 / 男性 / 46歳 )
回答:1件
林 高宏
税理士
-
奥さんが先に申告して所得を確定してください
1)会社からは、103万円を超えているので扶養から外れると言われたのですが、交通費24万円を引くと、妻の所得合計は100万円になるのですが、会社の年末調整時には扶養にならないのでしょうか?
Ans. なりますが、この場合は、確定申告を行った方がいいでしょう。
2)会社からは、税金(交通費)の還付として、このケースは、妻が確定申告後に夫が再度、確定申告をするしかないと言われたのですが、それで間違いないでしょうか?
Ans. 私もその方法をお勧めします
3)妻の確定申告時に雑所得分の交通費を申請するのですが、バス・電車なので領収書はありませんが、問題ないでしょうか?(かかった費用はまとめてます)
Ans. 問題ありません。事業所得の場合、決算書や収支内訳書といった添付書類を出しますが、雑所得の場合、申告書に、収入と所得(利益)を書くだけです。
4)妻が給与所得+雑所得を確定申告する際、必要書類を教えてください。
Ans. 給与所得の源泉徴収票・報酬の支払い調書と印鑑・還付口座くらいでしょうか。
5)H23年度に妻が雑所得の確定申告を初めて行ったようですが、交通費を申請
するのを忘れていたようです。この場合、H25年3月までに申請すれば還付可能でしょうか?また、提出書類として、H23年分の給与明細を会社でもらう必要がありますか?それとも市役所で収入証明書をもらえば宜しいでしょうか?
Ans. 可能です。(今では過去5年さかのぼれます)去年の申告書の控えはありませんか?それと、交通費の明細書をもっていくだけで十分です。また、この場合、書類が「更生の請求書」となりますので、ご注意ください。
評価・お礼
パンサーズさん
2012/12/25 22:29非常に画期的なサイトであり、早急にかつご丁寧にご回答頂き、大変感謝しております。ありがとうございました。家内のケースは、毎年、確定申告をせねばならないということですね。
林 高宏
2012/12/26 01:50奥さんには、給与所得と雑所得の両方がありますので、確定申告が必要です。
雑所得は必要経費の計上が可能です。必要経費を、給与所得分と雑所得分に明確に分け、雑所得分だけを経費計上するよう注意してください。
仰るよう、奥さんは、年間20万円以上の雑所得がある限り毎年確定申告が必要です。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング