発表会の選曲の仕方 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

藤 拓弘
リーラムジカ 代表
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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発表会の選曲の仕方

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ピアノレッスンのヒント集
今回は、ピアノ発表会の選曲について、思うところを書いてみたいと思います。


生徒さんにとって発表会は一大イベント


子供も大人も、ピアノを習っている生徒さんにとって、
ピアノの発表会は一大イベントです。


今までの練習の成果や、成長した姿を披露する場ですから、かなり気合が入ります。


ですが、ピアノ講師にとって一番楽しくもあり、また悩むのが選曲ですよね。


大人の生徒さんであれば弾きたい曲がはっきりしている場合が多いですから、
問題ないですが、大変なのは子供の生徒さんの選曲です。



とにかく多くの楽譜と向き合う


発表会は、年に何度もあるわけでもないわけですから、
本当にその子にあった曲を選ぶのは講師の責任です。


皆さんもそうだと思いますが、発表会の選曲の際には、
私はまずとにかく、なるべく多くの楽譜を読み漁ります。


楽器店や、音大の資料室などに行くと、膨大な楽譜があります。
それを可能な限り調べる作業を行います。



基準は「この曲を学ぶことで何を得られるか」


私が曲を調べるときに気をつけていることが3つあります。それは、


【1】どのような性格の曲か (楽しい、ロマンチック、決め所があるetc...)


【2】どのような演奏効果があるか (聴かせどころ、歌わせどころetc...)


【3】この曲を生徒さんが勉強することで、音楽的にどういうことを学べるか




この3点です。


さらに「その生徒の性格や好みに合う曲」というエッセンスを加えなければいけないところが、
選曲の難しさではないか、と思います。



選曲は難しいですが、自分が選んだ曲がその生徒さんに、見事に合ったときは、
本当に嬉しいものです。


これからも勉強、一生勉強です。



※現在、ピアノ教本・教材について、メールマガジン「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」にて執筆中です。


※私の活動の「7つのミッション」を、こちらで公開しております。