NPO法人がキーワード、高齢化マーケットを狙え #3 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:販促・プロモーション

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閲覧数順 2024年04月15日更新

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NPO法人がキーワード、高齢化マーケットを狙え #3

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  1. 法人・ビジネス
  2. 販促・プロモーション
  3. 販促・プロモーション戦略
ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 企業経営の戦略系は?
GM、ゼネラル・モータースが経営破たんしました、アメリカ政府の資本注入が行われます。
アメリカで不景気が広がるかと思えば、市場は逆に安定しています。
冷徹な世界経済のオキテが、そこにはたしかに存在しているのです。

NPO法人がキーワード、高齢化マーケットを狙え、としてコラムを書いています。

日本は、すでに高齢化社会に突入していますが、
その実態については、よく判っていませんでした。

健康、医療、生活、長寿をキーワードにビジネスの視点も加えて考えてみたいと思います。

製薬会社ファイザーは、


患者会のリーダー同士の結びつきを強めようと、

「ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会、VHO-Net」をスタートしています。



全国的なワークショップや学習会などを開催しています。

日本医療政策機構も、


患者会のリーダーを対象に、人材育成や資金の集め方など、
具体的な課題の解決方法を考えるセミナー
「ペーシェント・ユニバーシティー」を2008年から開催しています。

欧米では、患者会の発言力は大きく、医療の政策決定過程に入ることも定着してきています。
患者会の育成が進めば、日本でも患者会の影響力が強くなり「患者の声」が、
医療現場を改善するという期待が高まってきます。

健康、医療ときましたので、
次は、生活、長寿をキーワードに、
新しい老いのライフスタイルから、ビジネスの種を探してみたいと思います。

新たなマーケティングフィールド、高齢ビジネスを狙え



高齢者のライフスタイルのキーワードは「おひとり様」。



老いて一人で暮らすことは、最近まで日本人には一種のタブーを持って見られていました。

老いてひとりというのは、結婚しはぐれた証拠であり、子どもを持つ高齢者の一人は、
親の恥であり、子どもの負い目と見られていた時期はありました。

子どもとの同居率 



統計より、
1980年 70%
2006年 44%
女性の高齢者のうち、すでに5人に1人が「おひとりさま」なのです。



老後のライフスタイルとしては、



1 住まいの選び方
2 人間関係の築き方
3 病気の問題
4 保険や介護など
5 死を迎える前にするべきこと


など、イロイロな新しいライフスタイルからの切り口があると思います。

長寿社会は、病みながら、病気と付き合いながら生きる期間が長いのも特徴です。


ある程度の蓄えを持った、知的でカシコイ消費者が、そこにはたくさんいるのです。

つづく。

ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会 VHO-Net
日本リウマチ友の会 :公式HP

参考資料:日本経済新聞、2008/09/14 今を読み解く