対象:体の不調・各部の痛み
機能性生理痛について
はじめまして、tousiaeさんのご質問にご回答いたします。
生理痛には機能性と器質性があります。前者は原因となる病気のないもので後者はなんらかの病気が原因となっているものです。
若い方の生理痛は比較的に機能性生理痛が多く、20代後半以降から器質性の生理痛が多く観られます。
しかし、ご質問の内容からの判断では困難です。生理痛はメンタルに大きくかかわり痛みが増幅しやすく周期も乱れることもありますが、やはり優先順位は婦人科や女性専門外来などのある医療機関での受診をお勧めいたします。
なお、器質性生理痛のおもな疾患には子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症が代表的です。
最近は月経前症候群(PMS)があり生理痛以外にも月経の数日前から下腹部痛、頭痛、むくみ
、便秘や下痢などの不快な症状と乳房の張り、疲労、不眠、過食、肩こりなど不定愁訴や
精神面でも情緒不安定になるものもあります。
中でも特に精神症状の著しいものは月経不機嫌性障害(PMDD)と呼ばれイライラや感情過敏となって攻撃的になる方やうつ傾向になりやすいという報告があります。
さて、医療機関への受診後、器質性生理痛ではないと診断されて場合は自然治癒力を重視する鍼灸などの漢方医学、カイロプラクティックなどの相補代替医療をお考えになることも選択肢の1つではないでしょうか
参考
「上部頸椎ストレス解放テクニック」は昨年3月に当院が開発したテクニックで、ストレス起因の頭痛、睡眠障害、肩こり、神経過敏などが対象となります。
定義として上部頸椎および漢方医学の「脳戸」というツボ周辺の筋群に米国製ハイテクコンピューター・トリートメントシステムによるピエゾセンサー仕様のアジャスティングヘッドからα波共鳴振動刺激を入力することで、脳内ホルモンであるドーパミンやセロトニンなどが分泌促進され、痛みやストレスが一時的もしくは2週間程度コントロールが可能となり、痛みの閾値軽減や鎮痛薬などの減量、軽症うつ(気分障害)が一部改善することが臨床上で確認示唆されました。
なお、このテクニック開発の経緯や問題となる複合ストレス定義など詳細は当HPトップページ・トピックス下段に記載されています。
東京都立川市錦町2-5-26-1F
いわさき痛みの整骨院
042-529-5123
http://www.iwasaki-laser.net
回答専門家
- 岩崎 治之
- ( 東京都 / 柔道整復師 )
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
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