対象:住宅設計・構造
広葉樹、針葉樹で硬さや触感が違います。
ナラ・タモに代表される広葉樹は、空隙が少ないので比重が重く、硬い木が多いのですが、
その中でも桐は広葉樹なのですが、この樹種のみは柔らかいです。
一般に広葉樹は、硬いので傷がつきにくいのですが、冬ヒヤッとする、
歩くと疲れるというデメリットがあります。
針葉樹系は、杉、松、桧など空隙があるので温かみがあり、ヒヤッとしません。
また、歩いて空隙があるのでやわらかく疲れないというメリットはありますが、
傷がつき易いというデメリットがあります。
生活スタイル、内装デザインに合わせてで選んでいく事になると思いますし、
傷や汚れの問題については、価値観の問題にもなりますのでこの場では差し控えさせて
頂きます^_^;。
ただ、部屋のイメージが既製品をあまり使っていないような、木をふんだんに使った
内装であれば、床も合わせて経年劣化を楽しめるのだとは思います。
補足
ちなみに・・・私の自邸では、リビングダイニングでは、
広葉樹のケンパス(南洋材)を使っています。子供の幼稚園が、
カリンを張っていたので、そのイメージに近い物を・・・
と思っていたのですが、カリンは値が張りますので、それに似た樹種、色合いで
ケンパスを選択しました。JRの枕木にも使われている堅木で強度は抜群で、
色合いもいい感じです。汚れや、傷に強いため選定しました。ちなみに・・・
塗装品でクリアラッカーを塗ってありますので、表面は汚れに強いです。
自然塗料を塗るか、ウレタンやラッカーの塗装品を使うかという点は検討が必要ですが・・・
(堅木の多くは、外国製ですので、現地で塗装を済ませて製品として日本に入ってくる
場合が多いです。)
子供部屋、寝室関係は、針葉樹のレッドパインを張って、オスモカラーを塗ってあります。
こちらは、傷があまりつく部屋ではないということと、裸足で過ごす事が多いため、
そうしました。
シンプルモダン系では、ブラックウォールナットやピンカドなどの樹種も良く使われます。
お答えになっていないかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。m(__)m
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回答専門家
- 浜田 肇一
- ( 福井県 / 工務店 )
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
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