快適なプライベートな庭 - 森岡 篤 - 専門家プロファイル

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対象:住宅設計・構造

快適なプライベートな庭

2008/12/02 09:35

かすぴさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。

LDに吹抜け+大開口のガラス戸の開放的な家、すばらしいですね。

2つの観点からお話ししたいと思います。

1つは、夏場の日照です。
夏は、太陽高度が高くなり南中時は鉛直に近くなりますが、日の出、日の入は同じように水平方向です。
東、西は方向は異なりますが、日照のコントロールのしにくさは変わりません。
しかし、気温のピークは午後になることから、西日はより厳しいです。
日照コントロールは、水平に近い日射となるので、庇は役に立たず、ブラインド、特に外側のものが有効です。


もう一つ(これが重要)は、道路-庭-LDの関係です。
LDに大開口を設けるのは、庭とLDをつなげ、一体にしたいからですよね。

西側のLDでは、道路境界の塀や植栽の形によりますが、LDは庭に開放と同時に、道路にも開放されやすくなります。
玄関に導入するアプローチからも、LDは開放されます。
アメリカの住宅の、フロントヤード的な庭となります。
道路からの視線が気になって、LDのブラインドを閉じてしまう=せっかくつなげた庭とLDを切る、ようになってはもったいないと思います。

東側のLDの場合は、庭は道路側から見えにくい、プライベートな庭=バックヤード的な庭となります。
道路境界は、塀や植栽で閉じる必要がありません。
東側隣地境界は植栽等を施すにしても、不特定多数の視線を気にすることなく、LDを開放的にし庭とつなげることができます。
LDと庭を一体として(庭も居住空間として)、家族や親しい人と快適に過ごす空間をつくることができます。

この点について、私のサイトに詳しく述べていますので、よろしければ参照下さい。
http://archi.partita.jp/12naigai.html


特に、後者の理由から、東側にLDをつくることをお勧めします。

参考にしていただけたら幸です。

回答専門家

森岡 篤
森岡 篤
( 建築家 )
有限会社パルティータ 代表

庭を取り込む心地良い空間、永く住むためのフレキシブルな家

家づくりは、建て主にとっても、とても手間がかかることですが、苦労した結果、建物が実際に形となり、できあがっていくのは、本当に楽しいものです。遠い将来、この家に住んで良かった、と感じてもらえるような、家づくりのお手伝いをしたいと思います。

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この回答の相談

開口の向き

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/12/02 02:15

 現在、マイホームの建築を計画中です。LDに吹抜け+大開口のガラス戸(壁面ほぼ全面)を設置することで、開放的で明るい家を希望しています。予定している敷地は、西側道路(幅4m)で間口9.5m奥行14mと東西に長く、南北… [続きを読む]

かすぴさん (愛媛県/36歳/男性)

このQ&Aの回答

西側はちょっと・・・ 本田 明(工務店) 2008/12/02 07:24
周辺環境をよく読みこんで 安井 正(建築家) 2008/12/02 10:29
開口の向き 横山 彰人(建築家) 2008/12/04 09:42

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