対象:ペットの医療・健康
尿漏れ
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人でも尿漏れを起こしてしまわれる方がいらっしゃいまして、専門の外来を持っている大学病院もあります。いろんな治療法を試されていらっしゃいますが、前に垂れ下がってしまったことによって尿漏れが起こっている場合には、内視鏡下で手術をして、膀胱を吊り上げることもあるようです。
ワンちゃんでも原因を特定しなければいけませんが、膀胱鏡で尿道、膀胱頚部、膀胱内と見ていくことでいろんなことが判ります。最近、膀胱頚部が弛緩して尿が漏れてしまう疾患が見つかってきました。アメリカでは、この場合、膀胱頚部の筋肉の筋電図の検査もすることがあるようですが、これはとても高度な検査だとコロラド大学の教授が講演されていました。この講演では、どのくらいの弛緩は治癒できて、どこまで進むと治らないのかのデータは、お示しになりませんでした。
コロラド大学では、膀胱の出口の粘膜の下に、コラーゲンを注入することによって、出口を狭くする手術をしています。一度のコラーゲン注入で、約2年ほど出口を狭くしておく事ができるそうです。日本でではまだこの手術を実施した発表はありませんが、技術的に可能な病院は幾つかあります。コラーゲンは、美容外科で皺取りのときに頬などに注入しているものですが、高価です。
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この回答の相談
こんにちは。ラブラドール(♀ 3歳)のことについて質問をさせてください。
うちの子は生後8ヶ月頃に避妊手術をしています。その後も特に何事も無く過ごしていました。しかし2歳半になった頃から夜になるとおし… [続きを読む]
パッチンヘナさん (長野県/36歳/男性)
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