対象:年金・社会保険
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失業保険と年金の関係について
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はじめまして、天王山様。
社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの牛尾理です。
長い間のお仕事お疲れさまでした。次の人生も実り多いものにしてください。
順に回答してゆきますので、お手元に雇用保険受給資格者証、老齢厚生年金の見込額をご用意ください。
A1.雇用保険受給資格者証の基本手当日額の金額と、老齢厚生年金の年金見込額から求めた日額を比較してください。厚生年金基金に加入されていた場合は基金からの年金見込額も加算して比較してください。
基本手当日額の方が多いようでしたら、基本手当を150日分受けましょう。老齢厚生年金の裁定請求は必ずしておきましょう。
年金受給権発生後も基本手当を受ける場合は、老齢厚生年金の裁定請求をする際に送付されてくる書面の中に、支給停事由該当届が同封されていますのでそれを提出しておきます。基本手当の受給が終われば自動的に支給停止が解除されます。
年金の日額の方が多い場合は、老齢厚生年金が3月分から支給されますので、基本手当は2月分までにしておきましょう。
失業認定日にハローワークに出向かなければ基本手当は止まります。
A2.基本手当を受け続ける場合、老齢厚生年金裁定請求の際に、支給停止事由該当届を社会保険事務所に提出します。
途中から基本手当を受けない場合は、失業認定日にハローワークに出向かなければ基本手当は止まり、年金の支給停止は自動的に解除されますので申請等は不要です。詳細はハローワークでお尋ねください。
市役所、税務署は無関係です。
A3.基本手当は非課税ですので申告不要となります。基本手当を150日分受けられる場合、最後の方は途中から年金に変更したほうが有利な場合があります。
評価・お礼
天王山 さん
変にプライドや見栄が意識の中にあるのか、問い合わせがしにくかった疑問、悩みが→思い切って相談した結果、懇切丁寧に回答を賜りました。
本当にありがとうございました。
事例を上げ、アドバイスや留意点を記載されており、大変分りやすく助かります。
ご指導を参考にさせていただき、手続き、申請を致したく存じます。
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この回答の相談
59歳と5ヶ月で7月31日付けで自己都合退職しました。(勤続41年)
離職票の到着後にハローワークに登録に行きました所
◇雇用保険説明会:9月3日
◇初回講習:9月10日
◇失業認定日:9月22日
… [続きを読む]
天王山さん (大阪府/59歳/男性)
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