対象:法人・ビジネス
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田邉 康雄
経営コンサルタント
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「報・連・相」は労災防止のツールです。
ホウレンソウ(報・連・相)を一回の社内研修で改善することは無理です。
「仕事中の会話も少なく、社内の空気があまり良くありません」
と言われます。
―― 仕事中の会話が少ないことが、なぜ社内の空気が良くないということに直結するのでしょうか? 仕事中は熱心に業務に集中することがなぜ悪いのでしょうか?
例をコンピューターソフトウエア製造会社にとりましょう。100人が大部屋で仕事をしていても会話は殆ど聞かれません。ソフトウエア製造のためのコーディング(プログラミング)をするという業務の特徴です。
―― 現状把握
をすることが必要です。一人の思い込みではなく、関係者集まって現状把握しましょう。そして方向性を出しましょう。もしかしたら現状でOKという結論になるかもしれません。その場合はその結論を尊重しましょう。
「業務の能率が悪いのは、ホウレンソウ不足が原因である」
との結論になったとしましょう。ではホウレンソウ改善はどうやったらよいかという議論が始まります。一人の思いこみで「仕事中の会話も少なく、社内の空気があまり良くない」と決めつけることは、得策ではありません。その行為はホウレンソウが悪いということになりかねません。
―― 以上は''ISOマネジメントシステム''と''労働安全マネジメントシステム''の両方を社内で同時に確立するためのサポートを、過去10年以上に亘って多くの会社に対して実施した豊富な経験から申し上げました。
サポートの結果、すべての会社でホウレンソウが見違えるように改善されました。会社の体質が大きく改善されました。
なおホウレンソウは、労災防止ための必要不可欠なツールであることを最後に付記します。そして私はそのツール普及の専門家、厚生労働大臣登録「労働安全コンサルタント」です。
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いわゆる報告、連絡、相談が社内で上手くできておらず、情報の共有ロスも頻発してしまっています。仕事中の会話も少なく、社内の空気があまり良くありません。原因を追及して、抜… [続きを読む]
All About ProFileさん
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