103万の壁について
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ピー様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご質問の件について解説します。
仮にピー様の収入が103万を超えても、配偶者控除がなくなる一方で、新たに配偶者特別控除の適用を受けられるようになるため(但し、ご主人の所得要件あり)、103万超で突然不利になることはありません。
(なお、この配偶者特別控除は、103万を超えて収入が多くなるにつれ、控除額が、38万、36万、31万...というように少なくなっていきます)
ですので、必要以上に気にされなくても良いと思いますが、収入が103万を超えると、ピー様自身の所得税が少しだけ生じる場合があります。
もう一つ注意点ですが、今年1月から3月まで働いた分について、退職時にもらった源泉徴収票を確認し、源泉徴収税額がある場合には、還付申告(翌年、税務署で行います)も忘れないようにしましょう。
それから、年末調整の緑の用紙には、本年分の見込み額を記入します。最終的に見込み額を超えることとなった場合には、翌年に年末調整のやり直しをします。
詳しい手続き等は、ご主人の会社の総務などにお尋ねになると良いでしょう。
補足
追記します。ご主人の会社の給与規定で、扶養家族手当等がある場合は、別途ご確認ください。
評価・お礼
ピー さん
わかりやすいご説明ありがとうございます。安心して働くことが出来ます。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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