機能性の問題

機能性の問題と言われる状態だと思います。
具体的には、形は問題がない（器質的問題がない）のに、その機能に問題がある状態です。

通常、形に問題があると、ほとんどの場合、西洋医学で発見されます。また常にある程度の頻度で症状がでます。

しかし、黒山様の場合、たまに出る程度ということで、機能性の問題（婦人科では排卵時痛や（大）腸炎、少し可能性が低くなりますが、胃や十二指腸などの問題）が考えられます。（あるいはごく初期のために見つかりにくい）

また、機能性の問題には程度があり、負荷の大きさによって症状が出たり出なかったりします。

西洋医学的に考えると気になる点が２点あります。
温めると痛みが強くなり、冷やすと楽になるのは、「その場所に」炎症の存在が疑われます（その部位にと言う点がポイントです）。（鍼灸で考えると、局所の熱が原因であり、問題がないです。）
また、鈍い痛みは内臓による問題の事があります（筋肉や関節の問題でも起きます）。
しかし、様々な検査により内臓系の問題が否定されているのが腑に落ちない点です。

単純に（？）ストレスなどで、腸の一部が緊張した結果、炎症が起きている場合は、西洋医学では対応が難しいので、カイロプラクティックを始めとする代替医療を行う方が良いと思います。

実際に診てみないとわかりませんが、（見つからなかった）内臓の炎症がある可能性があることを考慮に入れた上で、代替医療にかかってみてください。そして腹痛の頻度や強さが変わった場合、あらためて西洋医学にかかってください。

ご参考になれば幸いです。