対象:ペットの医療・健康
Re:抗癌剤の副作用について教えて下さい。
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サリドマイドやピロキシカムの副作用で気持ちが悪くなり、えづく症状が出るのであれば、制吐剤の使用や容量の減量を検討してもよいと思います。
ただ、鼻腔腺癌という病気では鼻腔内の癌組織によって粘液の分泌や貯留が起きやすく、サリドマイドやピロキシカムはその粘液を排出して減少させる効果があるのではないかと思います。したがって、薬の容量減量や投与間隔を延ばすことは鼻腔腺癌の症状を悪化させることになる可能性もあるので、慎重な判断が望まれます。
鼻腔内の粘液を除去する方法には、去痰剤の投与や噴霧した薬剤を吸引するネブライジングという方法もありますので、サリドマイドやピロキシカムを減量する代わりに取り入れるのも良いと思います。
鼻腔腺癌は難しい病気のため、悩まれることも多いかと思いますが、担当の獣医師とよくご相談された方が良いでしょう。
評価・お礼
ヤンヤン7788 さん
2014/08/04 15:30
回答済みのメールが来なかったため、御礼が遅れて申し訳ありませんでした。
大変ご親切な回答に感謝いたします。薬を減量して、症状が悪化してしまっては治療している意味がないと理解しました。アドバイス頂いたとおり、去痰剤やネプライジングを提案させて頂きます。ありがとうございました。
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ヤンヤン7788さん (大阪府/53歳/女性)
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