対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険の組み立て方
- (
- 5.0
- )
lunlunlun 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
よく研究されていますね!
ご自身でどんな保障が必要かを考えることが、保険を考える上で、
一番重要なことです。
1、死亡保障はなし、もしくは最低限
⇒死後の整理資金(お葬式代等)が預貯金で用意できるようであれば、
死亡保障は必要ありません。
2、医療保険に入る(女性特有+先進医療保障付き)
⇒医療保険には加入しないことも選択肢の一つです。
なぜならば、医療保険で元が取れる可能性は著しく低いからです。
平均入院日数の短縮化、高額療養費の存在などを考えれば、
医療保険に加入するよりも、その保険料分を貯蓄に回す方が賢明です。
ただ、先進医療に対する保障は確保された方がいいかと思います。
(がん保険に特約で付加するという方法もあります)
3、がん保険に入る(万が一に長期の治療にかかる経費を考慮の上)
⇒lunlunlun様のお考えの通り、がん治療にかかる医療費は、選択すれば
副作用も少なく早く社会復帰が可能な治療もあります。
ただ、これらの治療は、健康保険が使えないこともあり治療費が高額になる
可能性があります。
4、終身かかけ捨てか、ですがずっと独り身と考えると終身が良い?
⇒女性のがんは、子宮頸がんは30代、乳がんが40代に罹患する確率が
高まります。
その期間だけ限定で定期型に加入する方法も選択肢です。
もちろん、終身型にこしたことはありませんが・・・
【その他気になること】
5、入院が60日型は短いでしょうか?確かに、1度の入院で病院にいる期間は短いようですが(60日以内がほとんど)、入院が1回限りではない場合も多いと聞きます。
⇒60日を超える入院は70歳以降の脳梗塞や、精神病などですので、
もし医療保険に加入されるのであれば、60日型で充分でしょうが、
長期になればなるほど、経済的に厳しい状況になるのは確かです。
ちなみに、ネット生保で長期入院だけが担保される医療保険もあります。
6、介護保険は必要ないでしょうか。
⇒将来的に考えれば、医療保険よりも介護保険ですが、
この分野は保険会社もリスクが高いため、あまり積極的に保険商品を
展開していません。
また、支払条件が介護状態により違っていますので、その点が
悩ましいところです。
ただ、基本的には潤沢に貯蓄することが、一番のリスクヘッジだと思います。
7、保険会社ですが、派手にCMをやっていないところのほうがいいイメージがあるのですがそれは間違いでしょうか(県民共済やかんぽ生命保険など)
⇒基本的に、CMに出ている商品よりも宣伝されていない商品の方が
消費者にとっては良い商品であることが多いです。
掛捨ての保険商品は保険会社で選ぶのではなく、コストパフォーマンス
で選ぶのが賢明です。
なぜならば、掛捨ての保険は保険会社が破綻しても、ほとんど影響を受けないか
全く影響をうけないかのどちらかです。
貯蓄性の高い商品を選ぶ際には、保険会社の安全性が重要になります。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
評価・お礼
lunlunlun さん
2013/11/08 09:41迅速なレスをありがとうございました。
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この回答の相談
先日、29歳になりました。その直前に、諸事情から結婚は一生しないと決意をし、そのことを前提に保険をどう組み立てていくかを悩んでいます。自分としてはこのままずっと一人なので、なるべ… [続きを読む]
lunlunlunさん (千葉県/29歳/女性)
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