対象:住宅設計・構造
富樫 孝幸
建築家
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バランスよく
こんにちは、プラネット環境計画の富樫です。
窓をひとつひとつ検討していくと悩みますね。
設計者のわたしでも、どのような窓がいいか。いつも考えます。
ダブルハングサッシとたてすべり出しサッシは
よく使いますので参考適度にお聞きください。
ダブルハングサッシは、上下にサッシが動くため
さほど換気量は多くはありません。
どちらかというとリビングや寝室など意匠的に
使うサッシだと思います。
また、カーテンやシェードなどインテリア素材との
相性もいいのでどのようなものとも合うのでおしゃれですね。
一方、たてすべり出しサッシは、細長い開口であっても
有効面積分の換気量を取ることができます。
ただ、内側に網戸が付くため窓を開けるたびに網戸に
触れなくてはいけない。というデメリットもあります。
どちらかというと換気や通風などの機能的な用途に
使うサッシではないでしょうか。
浴室、洗面室など小さい開口でも短時間で湿気を外部に
排出する場所に適しています。
また、たてすべり出しサッシを1階などに使う場合
小さなお子さんが外部で頭が当たらないような
配慮も必要です。
網戸の使い勝手や掃除の仕方も大切ですが
機能面や住まい全体のイメージやインテリアのイメージなども
考慮しながら優先順位を決めて選ばれたらいかがでしょう。
わたしが設計するときは、開口部のデザインも含めて提案し
建て主さんのご意見を伺うようにしています。
写真を掲載しますのでイメージされてみてください。
参考になれば、幸いです。
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