対象:エクステリア・外構
川口 良子
建築家
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夏緑型、暖地型になりますね
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お子さんたちが裸足で、駆け回ることのできる芝生の庭、実現するととても素敵ですね。
芝生は、大きく寒地型と暖地型にわけられます。大祐さんがお住まい福岡県に適するのは暖地型、夏緑型の芝生になります。
具体的には、ノシバ、コウライシバ、バミューダグラス等があげられます。これらは、常緑ではありませんので、冬は地上部が枯れます。冬は緑でなく、白っぽい黄色になるということです。ゴルフ場では、九州でも、常緑にするため、寒地型のものを使われたりしますが、管理が難しくなります。
雑草については、生えるのは仕方がないこと、当たり前のこととして、向き合うしかないでしょう。ただし、芝生が元気で密度が高いと雑草は生えにくくなります。また、雑草は、芝が冬枯れしている間に、種が飛来し、春に芝が新しい芽を出す前に、発芽して芝の生育の邪魔をして繁茂していきます。春先、雑草が芽吹くときにしっかり抜き取り、芝を元気に生育させることが大切です。
除草剤は、芝生に影響しないものはありますが、雑草の種類によって除草剤を使い分ける必要があります。冬、2年草、宿根草を対象のもの使用するのが、有効だと聞きます。
さらに、芝生には、芝刈り、目土かけ、穴あけ等独特の管理が必要で、施肥、水やりも欠かせません。かなり、手間のかかるグランドカバーです。でも、その結果として得られる芝生の魅力は他には代え難いものだと思います。
ガーデニングを楽しむつもりで、ご家族一緒に芝生を育てられてはどうでしょうか。
評価・お礼
大祐 さん
ご回答ありがとうございます。
常緑をイメージしていたので、管理が難しさを知らなければ、間違いなく寒地型を選択していたと思います。また、雑草が生える仕組みも判りました。春先の雑草が繁茂する前であれば、家族みんなで管理できそうです。ありがとうございます。
川口 良子
大祐様、評価をありがとうございます。
多少なりともお役にたてたならば、とてもうれしいです。
是非、お子さんたちに、裸足でのびのび、駆け回れる芝生の庭を実現してあげて下さい。
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この回答の相談
新築を計画中で建物の方も随分と前進している中、頭の中は早くも庭づくりに思いを馳せています。
都会の方には羨ましい話かもしれませんが、約40坪ほどの庭を確保できそうですが、子供たちを… [続きを読む]
大祐さん (福岡県/39歳/男性)
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