- 田村 祐子
- 白金台きもの学院 まゆの会 代表
- 東京都
- きものコンシエルジュ/きもの講師
対象:着付け・着物
燕文のきもの
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南国で越冬したツバメは春暖かくなると日本の古巣に帰ってきます。
二枚の尾羽を翻して飛ぶ姿は優美で、きものにも初夏から夏の文様としてよく使われています。
暖かくなってくる季節を表す芽吹く柳や雪解け水と一緒に表されることも多く、また、波と組み合わされるのは涼を呼ぶためでしょうか。
写真は紗に燕を染めたきもの。
線のように流れる文様は柳のようにも流水のようにも見え、様々なポーズで飛ぶ燕の躍動感が楽しいきものです。
越後上布の帯と涼やかな銀の帯留めを合わせました。
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