- 吉田 武志
- 有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
- 栃木県
- 建築家
A-houseリビング内観
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キッチンより廊下の方向を見る。右側がダイニング、左側の一段高くなっているところが畳リビング。畳リビングは天井高さが2.1m。天井が低く、包み込まれるような落ち着くスペース。床レベルに高低差を設け視線をずらしたこと。回遊式動線と吹抜けの効果。壁と天井の素材を統一したこと。17cmという幅広のフローリングを使ったことにより、35坪とは思えない広がりある空間となりました。座って生活する畳のリビングを設けたことも、広く感じる原因の1つだと思います。頭の上の空気の量が増えると、同じスペースでも広く感じます。床を上げたことにより出来た外部の縁側が、図らずもこの家の目印となっています。この縁側での日向ぼっこが気持ちいい。子供はそういう場所を見つけるのがうまい。海外の駐在から栃木県宇都宮市に赴任したAさんは、アメリカ駐在がきっかけで、日本的な「もの」や「こと」が自分たちに合うと再認識されて、「和」の雰囲気のする注文住宅を建てられました。
2011-07-28 10:01
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