- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
たとえば、ウィルス対策ソフトを導入していれば、ウィルスに感染しないとは言い切れません。
一般的なウィルス対策ソフトは、既知のウィルス、ワクチン(パターンファイル)の存在するウィルスにしか効果を発揮しません。
未知のウィルスに対しては非常に弱いのです。
いわゆる、ゼロデイアタックと呼ばれるものがあった場合、ウィルス対策ソフトで、ワクチン(パターンファイル)の提供、適用が間に合わなければ感染する可能性があります。
また、事故というのは、たった一つの要因だけで発生することは極めてまれです。
複数の要因が重なっておきることが大半なのです。
逆に言えば、どれか一つでも防ぐことができていれば、発生しなかったということが大半です。
以上から、セキュリティ対策は、様々な手段、方法を複合的に取り入れ、実施していく必要があります。
ピッキング被害が話題になった時、セキュリティレベルをあげる方法として、鍵を複数にしたり、ピッキングされにくい鍵に変更したり、様々な工夫を組み合わせるとよいという話があったと思います。
それと同じことです。
セキュリティ対策とは、多重防御を行っていくことなのです
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岡本興一