- 村岡 由紀子
- 襖design 代表 襖コーディネーター
- 神奈川県
- インテリアコーディネーター
ふすま・和紙・引手と施工を専門に扱うデザイン事務所の襖design です。
木製のふすまの引手、実はとても種類が多いのですが、
ご存知でしょうか?
最近のふすまは、
白木の椽(フチ)に 白木の角の引手、白っぽい襖紙が使われるのが
定番のようになってきました。
そして白木の引手は、桑、カエデ、スプルースが主流です。
和室に使われる柱や床板など材にあわせて、
また間仕切りのふすまでしたらフローリングの板にあわせて、
引手の木の材質を選ばれると統一感があって綺麗に納まります。
小さな部分ですが、こだわりたい部分です。
なぜなら、意外と目立つところだからです。
●木製引手の種類をいくつかご紹介します。
黒檀(コクタン)・・・焦茶。木製引手では高級感があります。
黒柿(クロガキ)・・・白黒が絶妙の模様。お洒落です。(写真上)
ゴールドウッド・・・トラのような木目。
紫檀・・・黒檀より赤茶っぽい唐木。
タガヤサン(鉄刀木)・・・焦茶。重厚な感じ。
桜・・・白木より赤みがあって木目が細かい。(写真下)
タモ・・・白褐色でやや荒いまっすぐな木目。
他、欅(ケヤキ)、延寿(延寿)、チーク、竹などの引手があります。
形も丸や袖付きの角などいろいろあります。
木製の引手は、価格的にも手頃です。
是非、お部屋にあったものをお選び下さい。
引手の心遣いが部屋の雰囲気をアップさせます。
襖designのホームページはこちら☟
このコラムに類似したコラム
和室(仏間)の写真 斉藤 克雄 - インテリアデザイナー(2016/02/24 21:00)
ふすまは楽しい!! 引手いろいろ編 村岡 由紀子 - インテリアコーディネーター(2012/09/18 14:00)
〈ふすま〉と〈戸ぶすま〉の違いについて 村岡 由紀子 - インテリアコーディネーター(2012/09/01 18:00)
和室はどうして必要なのか 海田 修平 - 建築家(2011/11/07 00:00)
タタミコーナーという存在 石井 純子 - インテリアコーディネーター(2011/09/02 09:49)