- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
私自身もお客様に対しては、以下の様に助言することが多いです。
・できるだけ個性を出すべきである
・プライベートな内容で構わないので、自分を知ってもらう方がよい
しかし、企業の公式ブログで発言するということは、ブログの作者は簡単に特定できるということになります。
そうした特性があることを理解していないと、予想もしなかった被害にあうこともあるのです。
実際に、たまたま見たブログンに掲載されていた子供の写真が、とてもかわいかったということで被害にあった事例もあります。
ブログを見ていた幼児に対する異常性癖のある犯罪者が、ブログ内の情報から住所等を割り出し、暴行に至った事例です。
この事例からわかるのは、被害にあうのは、必ずしも、ブログの持ち主とは限らないということです。
他にも、女性が運営しているブログの読者が、筆者を特定した上、ストーカー行為を行った事例が報告されています。
ネットに情報を出すと言うことは、不特定多数に対して情報提供しているということですので、情報発信をしている側の意図の通りにはいかず、予想もつかない訳のわからないことをする輩がいるという事を意識しておく必要があるのです。
ですから、公式ブログで自分の子供の話や恋人、家族の話をする場合、セキュリティには気をつけた方がよいでしょう。
前述の通り、公式ブログは、簡単に個人を特定できるという特性があります。
上述の様なリスクがあるということは認識しておかねばならないのです。
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岡本興一