- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
少なくても、「IT製品の○○を導入すればOK!」ということは、絶対にありません。
ところが、世の中のIT事業者は、自社製品を売りたいが為に、前述の様なセールストークで中小企業に売り込みを掛けています。
そして、知識がない担当者の方は、藁をもすがる気持ちでそうしたトークに引っかかってしまうことが少なくありません。
しかし、情報漏洩対策にしても、どこか一カ所でも大きな穴があれば、他の対策の意味がなくなります。
従って、様々な脅威を洗い出して、どの脅威に対して対策を施すのか?を考えなくてはなりません。
その対策はITだけでなく、人間の動きについての制限、ルール策定、教育等多岐にわたって行わねばなりません。
さらに、セキュリティが厳しくなる事で、「使えない」状態になっては元も子もありません。
それらのバランスが必要となるのです。
となると、経営にとって必要な事が何か?
不便になっても我慢しなくてはならない部分
絶対に譲れない利便性は何か?
等々、経営の立場と現場の運用の立場の両方から何をどの様にするかを決めねばならないのです。
このことからも、ベンダーに丸投げではセキュリティは守れないことはおわかり頂けるでしょう
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岡本興一