- 田中 友尋
- 株式会社ハマ企画 代表取締役社長
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
「危険なツール導入(BlogやCMS)」
WEBサイトはいろんな事が「ダイレクト」です。
・会社の内容
・商品の詳細
・サービスの内容
・お客様からの声
全てそのままの情報が流れます。
「WEBサイトを自社で更新したい」ごもっともな意見です。可能であれば自社で
更新と運営全てができれば、会社にとってとてもいいツールになります。
しかし、会社によりWEBサイトの位置が微妙な場合、とても危険なツールになって
しまいます。
具体的には、
・WEB専任担当を任命できない会社。
・任命された人が会社や会社の業務(文化)をあまり理解できていない。
など。
WEB専任担当ではない場合、他の業務と兼務をします。プライオリティーの問題
ではありますが、他の業務で繁忙期になった時、WEBの更新の怠りや誤った情報
を公開してしまいます。
会社の業務があまりできていない人が専任になった場合、誤った情報をWEBで
配信をします。
BLOGツールやCMSは現場で素早く更新ができるツールです。
しかしこれは素早くであり気軽ではありません。
企業はそれぞれ文化を持っています。その文化が商品やサービスとなるわけで、
その文化を誤りとして配信をしてしまうと、「偽」になります。
WEBでは一度公開をしてしまうと、公開されたデータは検索のキャッシュとして残り
ます。
「とりかえしのつかない情報」に。
便利ですが、危険なツールです。導入前にまずルールを作りましょう。
例えば)
・更新担当者の任命。
・更新担当者の管理者を置く。
・更新のテーマを決める。
・更新の期間を決める。
・更新の前に決裁できるようにする。
・統一の用語集をつくる。
・禁止用語集をつくる。
・更新後レビューを必ず行う。
そして
・サイトの目的を思い出しましょう。
WEBサイトは公開後が重要です。
ハマ企画