リーダーが現場の情報をうまく収集する5つの方法 - 医療経営全般 - 専門家プロファイル

原 聡彦
合同会社MASパートナーズ 医業経営コンサルタント
大阪府
経営コンサルタント

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対象:医療経営

原 聡彦
原 聡彦
(経営コンサルタント)
中井 雅祥
(求人とキャリアのコンサルタント)

閲覧数順 2024年04月27日更新

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リーダーが現場の情報をうまく収集する5つの方法

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こんばんは。医業経営コンサルタント
原聡彦(はらとしひこ)です。

本日は、「なぜ危機に気づけなかったのか?マイケル・A・ロベルト著 英治出版」より現場の情報をうまく収集する5つの方法についてお伝えします。

現場の悪い情報を迅速に伝達してもらうためには、従業員が安心して悪い情報を持ってこられる雰囲気を作り上げる事とリーダー自身が積極的かつ効率的に現場の問題を発見する手法を身につける事が必須条件です。下記にリーダーが現場の情報をうまく収集する5つの方法をまとめましたのでお伝えします。

1.自分の耳で聴く
要の従業員と経営幹部の間の率直な対話を行う機会を設ける。

2.さまざまな意見を探して聴く
重要な報告や説明を輪番制にする。組織の下のほうのさまざまな従業員と会う機会を求める。

3.若い人とのつながりを持つ
組織の内外で最も若く、最も頭脳明晰な人を探し出す。新しい傾向を学び異なった世界観に接するために活用する。

4.周辺部にも足を伸ばす
会社の事業について中核部にいる人と周辺部にいる人が言っていることの間に断絶がないかどうかに注目する。

5.利害関係者でない人と話す
顧客でない人、従業員でない人、業者でない人などその組織と付き合いのない人と対話をする機会を設ける。

以上です。ワインと違って悪いニュースは時が経つにつれてよくなるようなことはありませんので医療機関の院長に限らず組織のリーダーは、従業員が現場で起こっている悪い情報を伝えてこない理由を理解しておく必要があります。

現場の悪い情報の伝達を思い留まられているのは、ほかならぬリーダ-の日頃の言動や行動であることに気づき、上記の方法をもって積極的に現場の情報を収集する方法を習慣化することを提案いたします。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!

 

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