- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
面接のポイントは面接を行う企業側の立場になってみればおのずと見えてくることがあります。
【企業はどんな人材を求めているのか】
1)自社に不足しているキャリアを持った即戦力の人材
2)求人企業に強い関心と積極性を持った人材
3)新しい職場への順応性のある人材(年齢も重要な要素:社内の年齢構成とバランス)
4)幅の広い知識と実務経験、リーダーシップの発揮できる人材
5)協調性、調和性
6)良好な信用、信頼関係の築ける人材
まず、なぜ企業が中途採用を行うか、ということについて考えてみてください。
いろいろなケースはあるにせよ、一般的にはその企業に不足しているキャリアを社外から仕入れるという意図があります。
つまり、即戦力の採用です。となれば、面接で企業が確認したいことは、転職を希望する人材が即戦力に値するかどうか、その一点に絞られるといっても過言ではありません。
そこで、第一に必要なことは、企業の求めているキャリアと自分のキャリアが同等またはそれ以上であることをアピールしなければなりません。
おおよそのことは、職務経歴書等であらかじめわかっているはずですから、さらにダメ押しするということです。
ここで大切なのは、あなたがキャリアを持っているだけでなく、入社後、そのキャリアをいかんなく発揮することができるということを伝える必要があります。
ですから、その企業の募集背景、たとえば求めている分野やどういったポジションで何をしてもらいたいかといったことに十分応えられる人材であることを主張します。
「自分のキャリアをこう生かせば、御社の事業がより成長する」といった内容のことを積極的に提案できるほうが、好印象につながることは言うまでもありません。
また面接は、企業が候補者を見る場なのですが、候補者が企業を見る場でもあるという認識が必要です。案内された汚い会議室、お茶もでない面接、時間通りに始まらない面接、このような点がその企業の姿勢を示します。
逆にきちんと準備され、時間通りに始まり、コーヒーなどでてくる会社は、顧客重視の傾向があるとみてよいでしょう。
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