- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
環の小坂です。
6月・7月にかけてヤフーの順位大変動があったこともあり、
最近はSEOに関する問い合わせが増えています。
順位に一喜一憂することはあまり良くないので、
SEOをウェブサイト運営でどう捉えるかということについて簡単に考察します。
・順位が大切なのか?
まず順位は高い方がいいに決まっています。
しかし、それには失うものもあります。
代表例は「コスト」。
成功報酬でも固定でも、順位をあげる被リンクサービスはコストがかかります。
そこで重要になるのは、「順位をあげることで得るベネフィット」と「失うコスト」を
評価することです。
具体的には順位があがると、流入数がどれだけ増えて、コンバージョンがどれだけ増えて、
収益がどれだけあがるのか。
これがまず第一です。
二つ目には代替手段との関係。
順位を上げて収益を得るのも、リスティング広告を行って収益を得るのも、
その他の手法で収益を得るのも同じです。
どれが一番確実か、どれが一番収益に貢献するのか。
これをしっかり考えましょう。
「自己満足」や「上司への言い訳」で順位をあげるためにコストを払ってはいけません。
・どのキーワードで順位をあげるのか
一番大切なのは、どのワードで順位をあげるのか?
ビッグワードに目が行きがちですが、効果が出るのがどのワードが見極めましょう。
時々ありますが、ビッグワード一つの順位をあげるよりも、
マイナーワード10個の順位を上げる方が、パフォーマンスがいいということもあります。
アクセス解析でその効果を見極めましょう。
・順位をあげるだけでいいのか?
順位をいくらあげて流入が増えても、ざるのようにこぼしていては何の意味もありません。
直帰率を下げ、コンバージョンにつなげるように、ウェブサイト自体をよくする必要があります。
また、せっかくコストをかけて順位をあげるのですから、
何らかの成果を得るべきです。
コンバージョンは問い合わせや注文だけではありません。
メルマガ登録・お気に入り登録など何か今後の販促(低コスト)につながるコンバージョンを
得ることも大切です。
SEOは
・コストに効果が見あうのか?
・どのワードに対するをするべきか?
・パフォーマンスを最大限にするにはどうするか?
を考えることで、抜群の効果を生みます。
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