サッカー観戦記:東京にオリンピック? - コラム - 専門家プロファイル

小坂 淳
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サッカー観戦記:東京にオリンピック?

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サッカー観戦記:FC東京 VS J千葉 東京にオリンピック?


環の小坂です。

昨日は東京国立競技場にJリーグ第6節FC東京対ジェフユナイテット千葉の
試合観戦に行ってきました。

東京に2016年オリンピックを誘致しよう


東京に2016年オリンピックを誘致しようという試みとの関係で
国立競技場での開催になったのだと思います。

2002年W杯の際も試合観戦に行かなかったのですが、
日本でやる意義については???な面もありますが、
(そういう意味ではマドリードやシカゴでやる意義も???です。)
最近の北京やアテネ・シドニーのような意義ある開催地決定は
難しいのかなと思います。(意義で言えば一番はリオでしょうが)

海のほうに拠点を作り、そこからベイエリアに新しい施設をつくり、
それと国立競技場や駒沢などの施設を有効活用して
簡単に五輪を開催するというのがポイントの一つのようです。
交通網の発達、北京五輪でのふれあい(事前合宿を日本でやる国が多かった)、
経済力などが日本の売りになるのだと思います。

そういうわけで試合に先立って点火式もあり、鈴木大地さんが行いました。

さて試合

さて試合です。
ホームのFC東京はDF陣が不調や怪我などで選手層が薄くなっており、
今野がCBにまわっています。
GKは最近安定してきた20歳の権田、DFは右から徳永、佐原、今野、長友、
中盤はボランチに高卒ルーキーの米本が初スタメン(2試合目の出場)。
羽生とコンビを組みます。
トップ下に梶山、右に石川、左にカポレ、トップは近藤という
4-3-3の布陣。
赤嶺・平山・大竹・鈴木という攻撃の切り札たちがベンチに控える反面、
DFが茂庭だけというところに不安を覚えます。

千葉はGK岡本、DFに青木、池田、ボスナー、坂本、
MFはボランチに米倉・斉藤、攻撃的な位置にアレックス・工藤、
FWは深井と巻の駒大同級生コンビ。谷沢が控えに入りました。
4-4-2とも4-2-3-1とも見える布陣です。

お互いサイド攻撃に持ち味があるチームなので、
サイドを中心に攻めあう反面、なかなかシュートまでいけませんが、
石川が光っていました。その石川が梶山のパスを持ち込んで
素晴らしいシュートを決め1点先制。
その後はこう着状態に陥ります。

最初に動いたのは千葉。後半開始からCBの池田に代わり、
SBの和田を投入。坂本がCBに回ります。
さらに、昨年最終戦同様後半18分に谷沢を投入。
ボランチを1枚減らし。巻の下に攻撃的な選手が4人並ぶ4-1-4-1の布陣になります。
東京は石川に代えて同じタイプの鈴木を投入。
ここから千葉の猛反撃が始まり、完全に千葉のペース。
続いて東京が疲れの見えた米本に代わりベテランの浅利、
千葉がボランチの斉藤に代わり下村を投入。
ここが勝負のあやでした。
東京のDF陣が相手の攻撃的な5人を捕らえきれなくなり、
相手のSBのオーバーラップもあり、数的有利を作れなくなってきます。
ここは茂庭を投入し今野を前にあげたほうが良かったのではないかと思いました。

そして最後の選手交代は東京。カポレに代わり赤嶺。
ここは近藤に代えて赤嶺を入れるか、カポレを代えるなら大竹を入れるべきだったと思います。
近藤と赤嶺はかぶる上に、サイドの選手が減り、
相手のサイド攻撃が益々元気になります。

そして後半41分パス交換で完全に千葉が東京DF陣を崩し、最後はアレックスのパスを
巻があわせるだけの形で同点。
ここで千葉の本気を感じたのは、深井がゴールに入ったボールを持って
センターサークルに走ったこと。
アウェーの選手が同点でこういうことをやるのはあまり見ません。
勝つ意欲を感じます。

後半ロスタイムは4分。
2分ぐらい過ぎたところで、谷沢のパスから深井が見事なゴール。
千葉の応援席は大歓声。
東京側静まりかえります。

そしてタイムアップ。
東京は近藤のゴールがその前のファールで取り消される不運もありましたが、
痛いホームでの敗戦。千葉は嬉しい今シーズン初勝利です。

東京の課題はDF陣とボランチ。
今シーズンの補強選手である平松・中村がベンチにも入れず、
クアドロスも怪我、ということがありますので、
今野の配置を含め検討する必要があります。