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閲覧数順 2024年04月25日更新

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ジェネリック医薬品で医療費を節減

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最近テレビで「薬代が安くなる」とCMが流れているジェネリック薬品。その利用の仕方を紹介しましょう。
ジェネリック医薬品とは、巨額の研究開発費をかけた先発医薬品の特許期限後に、他のメーカーが作った同じ成分の後発医薬品のことです。研究開発費がかからないため価格は大幅に安くなっています。
価格は3〜7割と国が薬価を定めています。利用金額は短期間しか服用しない場合には差は少ないですが、生活習慣病などで長期間にわたって服用する人には大きな差になります。
たとえば、ジェネリック医薬品を使った場合の1年間の薬代比較(3割自己負担の場合)は、糖尿病では先発約が約1万6400円に対しジェネリック薬品は9900円〜1万2000円程度に。高血圧症では9800円が2200円〜5500円程度と大きく差が出ます。

日本では、医師が処方する薬はほとんどが先発医薬品です。しかし2006年4月から処方箋様式が変わり「後発医薬品への変更可」という欄ができました。この欄に医師のサインまたは記名・捺印があれば、薬剤師の判断でジェネリック医薬品に変更することができるようになりました。
しかし、今年7月に厚労省が実施したジェネリック薬品の普及率の調査では、利用率は2%にも満たない状況です。
こうしたことから厚労省は、ジェネリック医薬品の普及を促すため処方箋の様式をさらに変更し、来年4月からはジェネリック医薬品を優先使用することになりました。
医師が「薬を出しましょう」と処方箋を書き出したら、「ジェネリック医薬品を希望します」と伝えましょう。さらに調剤薬局で処方箋を渡す時に希望の意思を伝えることで医療費の節減を図るようにしましょう。
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