
- 瀬川 直矢
- 瀬川直矢プライベート英会話
- 大阪府
- 英語講師
対象:英会話
僕は留学に行くまでは、ひたすら
単語を覚え
熟語を覚え
文法を覚えていました。
テキストに出てくるものは徹底的に
書いて
書いて
書きまくって覚えました。
このやり方、間違いだとは言いません。
よく生徒さんから、
「英語を話せるようになるまで、どれくらい勉強したのですか?」
という質問を受けます。
どれくらいの時間を使ってきたのか、正確には覚えていません。
それにダラダラやる1時間より、
すごく集中した20分の方が学習効率は断然いいと思います。
それでも僕が勉強してきた時間を、目安として言うならば、
(※これは初心者の段階からデンマーク語を習得するために勉強してきた時間です)
大学の授業:毎週7.5時間
自宅学習時間(平日):約3時間
自宅学習時間(休日):約4時間
週にすると、約30時間
年にすると、1500時間を超えます。
それを2年半間なので、3750時間
・・・・
これだけ勉強して留学に行ったのに、
話せない方がおかしいですよね。
ということで、
これからゆっくり時間をかけて、
最低でも3000時間勉強しましょうね!
・・・・
なんていうアドバイスは、
先日も申し上げた通り、もちろんしません。
「仕事で英語が使えるようになりたいな」
と思って英会話学校に行ってみると、
「少なくても4~5年くらいの長期的なスパンで学習の計画を立てましょう」
と言われて、やる気がなくなってしまった人も多いのではないでしょうか。
実際、ゼロの状態から英会話が出来るようになろうと思うと、
それなりに時間の投資をする必要はあります。
単語・熟語・文法の知識がなく、
それを自宅で習得するための時間を取らないのであれば、
「4~5年くらいの長期的なスパンで・・・」
と言わざるをえません。
単語も熟語も忘れてしまった。
文法もよくわからない。
その状態で週1回、1~2時間英語を話すだけで、
1年後に英語が話せるようになるのは、難しいです。
でもあなたはもう必要最低限である
中学生レベルの単語・熟語・文法は押さえてくれていますよね。
準備は出来ています。
もちろん
「どのレベルの英語を話したいのか」
によって、習得にかかる時間は変わってきます。
ただ忘れないで下さい。
まずは、「ネイティブみたいに英語が話せるようになる前の段階」である
「誰が聞いてもわかる英語」
を話せるようになることを目指しましょう!
難しく考え過ぎずに、今ある知識を
使えるように口から出す練習をする。
ただ、それだけです。
ここで最後に考えて下さい。
短期間集中して努力するために時間を確保し、
英語というツールを手に入れて、
世界中のどこでも仕事が出来て、友達が出来て
自由に暮らせる自分になるのか。
「短期間集中して努力する」という選択をせずに、
自分には英語の才能がないと言って
目の前に無限に広がるあらゆる可能性を
見過ごしてしまうのか。
どちらが正しくて、どちらが間違っているという話ではありません。
英語が出来れば、全てOKというわけでもありません。
ただ、英語が持つ意味はとても大きいことだけは確かです。
何を選ぶのかは、もちろんあなた次第です。
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