- 岡星 竜美
- イベントコンサルタントオフィス シリウス代表、東京富士大学 教授
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
大学生さまへ
はじめまして。お問い合わせ、ありがとうございます。
さて、私は広告・イベント業界で、3,000本くらいの企画書を書いてきました。
常に「何か新しいこと無いの〜?」(^^);と問われる仕事で、大変と言えば大変ですが、面白いと言えば面白いです。
さて、企画力についてですが、大きくは (1)アイデアを出す力 + (2)企画書を書く力 の二つです。
アイデアが無い人は、いくらPCの前に座っていても、いつまでも企画書に取り掛かれませんし、企画書をうまく作れない人は、いくらアイデアが浮かんでも、いつまでも形にできませんよね。
まず、(1)アイデアを出す力・・・ですが、「アイデアとは、すでにあるものの新しい組み合わせ」。そういう意味では、漫画も読書も映画も、人生で体験したことすべて大切です。いろんなものを観て聴いて味わって、意識して自分の引き出しにしまうことで、アイデアの元ができます。
後は、"組み合わせ"です。
ここで、私が発明した、いい発想法があります。
岡星式:「イベントアイデア発想訓練書 案出る1,000(アンデルセン)」
文字通り、アイデアが1,000個出せる秘伝の書?ですが、これは何かと言うと、頭と言うコンピュータの中に、検索エンジンとして、いろいろなキーワードを打ち込むことで、アイデアが生まれてくるという手法。
例えば、「赤い色」と言うキーワードを思い浮かべて街を歩くと、ポストやマクドの看板などが目に飛び込んできますよね? 何もキーワードを持たずに街を歩いても、何も見つからない。
大学3年生までの長い人生で、ものすごく膨大な知識と経験をすでに持っていますから、後はキーワードを的確に立てて、世の中(街の中、雑誌、テレビ、webなど)を歩いて観て、ひらめくものをメモり組み合わせればOKです。
(2)企画書を書く力・・・簡単に身につける方法は、企画の根本である6W2H(What When Where Who Whom Why How Howmuch)を、1枚の企画書として書く訓練をすることです。1シート企画書のイメージ→企画塾より http://www.kjnet.co.jp/download.php
1枚の紙を、6W2Hを書きこむテンプレートとして用意、思いついた企画をどんどん書きこんでゆく練習がいいですよ。それができたら、6W2Hを各1枚ずつに詳しく書いて、1冊の企画書にする→それができたら、起承転結や流れを工夫して、完成度を高める、と。
いずれにせよ、一番やっかいなのは、「自分にはアイデアが無い。企画が書けない」と言うメンタルブロックです。「私は企画の天才だ^▽^/」と根拠無く?叫んで、がんがん1シート企画書を書いてください。慣れるとすぐできますよ。
参考になれば幸いです。