いくら頭で考えても答えが出ないとき、自分のココロに
聞いてみると、答えは意外に明白だったりすることって
ないでしょうか。
だから、ホントはココロで感じてその気持ちを
大事にしたいこともいっぱいあるはず。
なのに、それをけっこうやらないことが多い。
やっていても、無視していたり。つまり、自分のココロは
聞こえているけど、無視してる、とか。
自分の心が言っていることが、周りにちゃんと
説明できるかどうか、どう思われるか、
また論理的かどうか、周りが認めてくれるかどうか、
なんてあれこれ考えちゃうんですよね、きっと。
だからココロが言っていることをどう正当化するか
忙しかったりもします。
他に、何かのためにホントのココロを我慢していたり、
自分を抑えてしまったりのクセがついているときもあります。
心の声を聞く前に、こんなにたくさんのことを
やったり、考えていたら自分のココロが見えなかったり、
聞こえなくなったりするのも無理はありません。
昔(小さい頃)はココロの声しか聞かなかった
私たちが、いつの間にこんなに周りの声を
重宝するようになっちゃったんでしょうね。
結局、大人になるにつれてタテマエから
シガラミを覚えて、ときに正直でいられない
状況を作ってしまうからでしょうか。
タテマエもシガラミが全くない人も少ないはず。
それに、タテマエもシガラミも無視して生きるのは
社会や組織の中で生きている以上、非現実的です。
だからそのあたりを無視すればいいという
わけでもありません。
となると結局一番のポイントは、いつどんなときに
自分のココロにちゃんと聞き、その気持ちを尊重するか、
高い優先順位をつけるか、ということですね。
タテマエで困らないところは、タテマエで通して
おいたって別にいいし、シガラミに巻き込まれても
とくに問題ないなら、それはそれでいい。
その方が現実だし、正直でいなければいけない、
というようなプレッシャーもありません。
そもそも正直なのは、そうありたいから正直なのであって
そうでなければいけないとなれば、こちらも不自然。
不自然なことはずっとは続かない。
大事なところだけ、迷ったり、岐路に立つようなときだけ、
しっかりココロを感じて、ココロを尊重するのかどうか、
判断したいものです。
あなたがココロで感じることを尊重したいのは
どんなとき?
最近ココロが感じていて、これは大切だと
思うようなことはありますか?
もしあるなら、ぜひ一度、本当にその気持ちを
どうしたいのか、無視してもいいのか、それとも
他のオプションがいいのか、考えてみてください。
また気づいていて無視している自分に気づいたら
本当にそのままでいいのか、もしこのまま
無視し続けるならどれくらい持つか、考えてみるのもいいですね。
自分のココロで感じることは、しばらくは無視できても
いつか手を変え形を変え、また必ず湧き上がって
来るので、それもいいサインかもしれません。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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