- 本間 卓哉
- 企画マーケティング部 リーダー
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
続:ペルソナって何? 〜基礎知識編〜
ペルソナの特長として
1)名前がある
2)顔がある
3)属性をもたせる
4)詳細なストーリーを作る
http://profile.ne.jp/pf/homma/column/detail/52915
自社製品を販売していく際にターゲット層を想定しているケースは
多いのですが、ターゲットがどんな背景を持っていて、ホームページを見るとき
どんな風に感じているのかということまで掘り下げて記述するのが、
ペルソナの大きな特長となります。
データを収集し、そこから浮かんできた人物像に名前や顔・属性をもたせ、
ターゲット層を設定します。そのターゲット層を徹底して洞察し、
そこから浮かんできたイメージを具体化していく作業をおこないます。
その際に、名前や顔をそのイメージに付け加え、1人の人物像として
ストーリーを作っていき、シートにまとめていくのが、ペルソナ作りの際の
ポイントです。
さて、今回はペルソナを導入した際のメリットについてお話を進めていきます。
3つのキーワードから見る、ペルソナを使うメリット
1)共感
ペルソナの一番の特徴である、詳細なストーリーのおかげで、
表面的な顧客理解で終わらず、より深くお客様を理解できます。
顧客の真に求めているものを提供することができ、共感を得られ、
潜在意識のレベルで顧客満足を達成することができます。
共感を得ることによって、「お客様から忘れられないホームページ」を
作ることが実現可能となります。
2)方向性
ペルソナによって、お客様を明確に把握することによって、
どういう方向性でホームページを改善していけばいいのかが明確になります。
誰のためのホームページかが明確になるため、
ホームページ改善に関する悩みが軽減します。
3)統一性
複数人でホームページを管理していたり、また、ホームページやメルマガなど、
複数のメディアを持っている方もいらっしゃると思います。
そんなときこそ、ペルソナの威力を発揮できます。
複数人で管理していたり、複数のメディアを持っていると、
ターゲットがバラバラになっていたりと、統一性が欠けてしまう、
という場合が多いように思えます。ペルソナを作ることにより、
ターゲット層が明確になるため、運営側の意識統一を図ることができます。
いかがでしょうか?皆さんがホームページを運営していくにあたっての
悩みを解決できそうだと思いませんか?
ホームページ運営をおこなっていく上の施策の1つとして、
ペルソナを導入にチャレンジしてみませんか?
次回は、ペルソナ作ってみよう 〜活用編〜について話したいと思います。