- 石川 雅章
- 株式会社エスクリエイト 代表取締役
- 広告プランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
今回は、WEBを通した販売促進に関して思うことを書いてみました…
「WEB2.0」についてはもう聞き飽きたよ。思われる方もいるでしょう。
しかし、言葉が先行していた「WEB2.0」お祭り騒ぎが去って、
これから本当に、数年の間でビジネスの仕方が大きく変わっていきます。
一番大きな概念として変っていくのは「顧客主導」のマーケットに
なっていくということです。
特にプロモーション(販売促進)について見てみると
今まで、商品購買の機会は常に企業側から提案されたものでした。
例えばTVや雑誌・新聞で欲しいものを見つけて買った場合、
企業が発信した広告から購買の情報を得ています。
情報操作と言ったら言い過ぎかもしれませんが、
編集記事や番組として構成されているものを含めても、
やっぱり企業からの提案にて購買の機会を与えられていることに
かわりありません。
口コミは違うよ。とおっしゃるかもしれません。
口コミも元を辿れば広告ですが、それは置いておいて
実際に口コミの情報を頼りに売り場に行ってみると
そこでは買えなかったりします。
購入時点での商品セレクトも企業の力が大きく働いているわけです。
こんなものが欲しいな、と考える顧客がいても
該当商品にリーチさせなければ顧客は代替品を買って
満足してしまいます。
株式会社エスクリエイトでは
印刷や看板サインのビジネスを通して
永らくこの企業主導の仕組みを支援してきました。
上記のシステムは全く間違っていなかったし
今までは、企業側だけでなく顧客にとっても
必要なシステムだったと考えています。
しかしこれから、本当の意味でのWEB2.0、Global3.0と
言われる時代が始まり、私達企業側は非常に厳しいことに
商品購買の情報を得る機会を開放することになりました。
続く…